【競艇単勝】稼げないって本当?平均配当500円の嘘と「1点買い」で勝つための全知識

競艇 単勝

「競艇の単勝なんて、配当が安すぎて稼げない」
「初心者が練習で買うもので、玄人が買うものではない」

もしあなたがそう考えているなら、それは非常にもったいない誤解であり、みすみす利益を逃していると言わざるを得ません

多くの競艇ファンが「万舟券」という射幸心に煽られ、的中率わずか0.8%(1/120)の3連単で消耗している間に、一部の賢明な投資家は「単勝」という堅実な賭け方を使って着実に資産を積み上げているのが現実です。

確かに、単勝の平均配当は約500円、1番人気のオッズは1.5倍前後と、一撃の爆発力はありません。
しかし、競艇には他の公営競技にはない決定的な特徴があります。

それは、「1コースの勝率が異常に高い」という構造的な歪みです。

一般的な確率は1/6(約16.7%)ですが、大村や徳山といった特定の競艇場では、1コースの勝率が60%を超えます。

この「確率の歪み」を正しく理解し、適切な資金管理(コロガシ)と組み合わせることで、単勝は単なるギャンブルから「計算できる投資」へと進化します。

「3連単でなかなか勝てない」「まずは確実にプラス収支を作る感覚を掴みたい」。そう願うあなたにとって、この記事が競艇ライフを劇的に変える転換点となることをお約束します。

監修者: 黒川 勝 (くろかわ まさる)
監修者 黒川 勝

競艇評論家/競艇メディア監修担当(48歳)

学生時代から競艇に魅せられ、気づけば現地観戦歴25年・予想歴20年超。

かつては週末のほとんどを全国各地の競艇場で過ごし、各地の選手傾向やイン水面の特徴を分析することを趣味としてきました。

一方で、インターネット上に溢れる予想サイトや有料情報サービスの乱立に疑問を持つようになり、「競艇ファンの目線で本当に信頼できるサイトや情報とは何か」を見極める活動を開始。現在はメディア全体の方針監修および執筆記事のチェックを担当し、正確性・中立性・信頼性を重視した情報発信に取り組んでいます。

「儲かる話」より「騙されないための知識」をモットーに、読者の皆さまにとって長く競艇を楽しむための指針となるメディアを目指しています。

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執筆者: 白石 健二 (しらいし けんじ)
執筆者 白石 健二

フリーライター/競艇場現地取材担当(35歳)

大学卒業後、週刊誌系の出版社で編集記者として勤務。

その後フリーに転身し、趣味だったボートレースと文章執筆を掛け合わせた現地取材活動を開始しました。

全国の競艇場を自らの足で巡り、実際に予想サイトを使ってみる“体当たり検証”を継続中。現地でのファンの声・舟券売り場のリアルな空気・選手の表情など、ネットでは伝わらない要素を丁寧に拾い、記事へと反映しています。

「良いサイトも悪いサイトも、実際に使ってみないとわからない」というポリシーのもと、読者目線で実用性ある情報と率直な感想を届けます。

「友達に教えたくなる、だけど油断しないための記事」を目指して、今日も現地へ足を運んでいます。

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競艇の単勝は稼げない?初心者が知るべき的中率と配当の真実

まず、「単勝は稼げない」というイメージの正体と、プロが注目しているリアルな数字について解説します。

単勝の的中確率と平均配当のリアル

レース結果から単勝の的中条件を解説している図

競艇は6艇で走る競技なので、計算上の単勝的中率は1/6、つまり約16.7%です。
しかし、これはあくまで「サイコロを振った場合」の話です。

実際の競艇では、最も内側を走る「1号艇(1コース)」が圧倒的に有利です。
全国平均で見ても1コースの勝率は50%を超えており、「2回に1回は当たる」というのが実態です。

3連単の的中率(約0.8%)と比較すると、その当てやすさは約60倍以上にもなります。

一方で、配当(オッズ)は低くなります。

平均配当

  • 約500円と言われているが、これは大穴が出た時を含んだ数値

実質の配当

  • 1号艇が勝つ堅いレースの場合、100円〜150円(1.0倍〜1.5倍)が相場
黒川勝さん
過去には89,170円という超高額配当が出た記録(2024年4月 住之江)もありますが、これは宝くじのような確率であり、基本的には「コツコツ当てる」券種だと理解してください。

なぜ「単勝は稼げない」と言われるのか?

単勝が敬遠される最大の理由は、「控除率(テラ銭)」の壁です。

競艇の還元率は75%で、残り25%は運営側の手数料として引かれます。

オッズが1.0倍〜1.5倍と低い単勝で、この25%の手数料分を取り返してプラスにするには、極めて高い的中率(70%〜80%以上)を維持し続ける必要があるため、「普通にやっていたらジリ貧になる」と言われるのです。

他の券種や賭け方については、以下の記事でも詳しく解説しているので併せてご覧ください。

それでもプロが単勝に注目する3つの理由

しかし、勝っている投資家はあえて単勝を活用します。その理由は3つあります。

精神安定剤としての効果

  • 3連単で20連敗すると、予想への自信を失い、やけくそな賭け方になりがちです。単勝で「当たる喜び」を思い出すことは、正常な判断力を取り戻す最高のリハビリになります。

レース展開を読む力がつく

  • 「誰が1着になるか」を外していては、2着・3着を当てる3連単など当たるはずがありません。単勝は予想の基礎中の基礎を鍛えるトレーニングになります。

コロガシによる資金効率の最大化

  • 後述する「コロガシ」を使えば、低いオッズでも雪だるま式に資金を増やすことが可能です。

【最新データ】単勝で勝負すべき「鉄板」競艇場ランキング

単勝で勝つための最大の秘訣は、「勝負する場所を選ぶこと」です。どこでも良いわけではありません。

全国24ヶ所の競艇場には、1号艇が勝ちやすい「単勝向きの場」と、荒れやすい「危険な場」がはっきりと存在します。

最新のデータ(2026年時点)に基づき、単勝投資におすすめの競艇場を紹介します。

1コース勝率60%超え!「大村・徳山・芦屋」は単勝の聖地

イン最強水面 大村 徳山 芦屋を表す画像

以下の3場は「イン(1コース)最強水面」と呼ばれ、単勝を買うならこの3場に絞るだけでも勝率はグッと上がります。

順位 競艇場 1コース1着率 特徴
1位 大村(長崎) 約64.3% 「競艇発祥の地」であり、インが勝つように番組が組まれている聖地。迷ったらここ。
2位 徳山(山口) 約59.8.% 特に午前中のレース(モーニング)で1号艇にA級選手を配置するため狙い目。
3位 芦屋(福岡) 約59.0% 徳山同様、企画レースが多く1号艇が信頼できる。

参考元:BOAT RACE|大村ボートレース場 最近3ヶ月のデータ
参考元:BOAT RACE|徳山ボートレース場 最近3ヶ月のデータ
参考元:BOAT RACE|芦屋ボートレース場 最近3ヶ月のデータ

これらの競艇場では、1号艇が「逃げ」を決める確率が95%を超えています。つまり、スタートさえ決まればほぼ勝ち確信といえるデータです。

季節で化ける「冬の下関」と「秋の蒲郡」を見逃すな

通年のデータだけでなく、「季節」にも注目しましょう。
水温や風向きによって、エンジンの性能や選手の走りやすさが変わるからです。

冬の下関(山口)

  • 通常時でもインは強いですが、冬場は1コース勝率が65.8%まで跳ね上がります。
    ナイター開催なので、仕事終わりの単勝勝負に最適です。

秋の蒲郡(愛知)

  • 夏場は51%程度まで落ち込みますが、秋になると65.7%と大村並みの鉄板水面に変貌します。

【注意】単勝1点買いで避けるべき「魔の競艇場」

魔の競艇場 戸田 鳴門 江戸川を表す画像

逆に、以下の競艇場は1コースの勝率が低く、荒れやすいため、堅実な単勝投資には不向きです。

以下の3場は「イン(1コース)最強水面」と呼ばれ、単勝を買うならこの3場に絞るだけでも勝率はグッと上がります。

順位 競艇場 1コース1着率 特徴
1位 戸田(埼玉) 約45.8% 1コース勝率が約45.8%と全国最低レベル。コース幅が狭く、3・4コースからのまくりが決まりやすい。
2位 鳴門(徳島) 約47.0% 全国で最も狭い競走水面となる。海水かつ潮位差が大きいことによる水面変化が激しい。
3位 江戸川(東京) 約47.5% 唯一の河川コース。潮の流れや強風でレースが安定せず、運の要素が強くなるため投資対象外とすべき。

参考元:BOAT RACE|戸田ボートレース場 最近3ヶ月のデータ
参考元:BOAT RACE|鳴門ボートレース場 最近3ヶ月のデータ
参考元:BOAT RACE|江戸川ボートレース場 最近3ヶ月のデータ

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競艇単勝で月収支をプラスにする「1点買い」と「コロガシ」の具体的戦略

場所を選んだら、次は「買い方」です。
単勝で利益を出すための鉄則はシンプルですが、絶対に守らなければならないルールがあります。

戦略①:オッズの壁を逆手に取る「1点集中投資」

単勝を買う際は、必ず「1点買い」にしてください。

例えば、オッズ2.0倍の単勝を2点(各100円)買ったとします。
的中しても払い戻しは200円。投資金額も200円なので、利益は0円です。

オッズが低い単勝で多点買い(2点以上買うこと)をすると、当たっても損をする「トリガミ」になるリスクが非常に高くなります。

「2点買いたいな」と迷うようなレースは、自信がない証拠ですので買わずに見送るのが正解です。

戦略②:資金を雪だるま式に増やす「わらしべコロガシ」

1回ごとの利益が少ない単勝で大きく勝つには、「コロガシ(転がし)」という手法を使います。

これは、的中して得た配当金を、全額次のレースに賭ける方法です。

単勝コロガシのシミュレーション(オッズ1.3倍想定)

  • 1レース目:1,000円を投資 → 的中(1,300円)
  • 2レース目:1,300円を全額投資 → 的中(1,690円)
  • 3レース目:1,600円を投資 → 的中(2,080円)

このように、3連勝すれば元手の1,000円が2倍以上になります。
大村や徳山のようなインが強い会場なら、3連勝は決して非現実的な数字ではありません。

黒川勝さん
ポイントは「3回成功したら利益を確定させてリセットすること」です。欲張って4回、5回と続けると、1回の敗北ですべてを失います。

戦略③:展示航走で「買える1号艇」を見抜く

データ上の数値が良いからといって、適当に1号艇を買ってはいけません。
レース直前の「展示航走」で以下の2点だけは確認してください。

スタート展示

  • 1号艇が遅れていないか(他の艇より後ろにいないか)

周回展示

  • 1号艇がスムーズに回っているか(バタバタしていないか)

特にスタートで遅れている1号艇は、いくら強い選手でも負ける可能性が高いため、そのレースは購入を見送りましょう。

ボートレースの具体的な予想の仕方については、以下の記事でも詳しく解説しているので併せてご覧ください。

【上級編】配当妙味を狙い撃つ!「B級選手のイン逃げ」という裏技

ここからは、どこにも書かれていない単勝ならではの「お宝レース」の見つけ方を解説します。

多くの人は「A1級選手の1号艇」ばかりを狙います。確かに勝率は高いですが、オッズは1.0倍〜1.2倍と極端に低くなり、リスクに対してリターンが見合いません。

本当に美味しいのは、「多くの人が不安がって買わないが、実は勝てる条件が揃っているレース」です。それが「B級選手のイン戦」です。

なぜ「B級の1号艇」が狙い目なのか?

B級選手が1号艇に入ると、ファン心理として「B級だからスタートで遅れるかも」「ターンで失敗するかも」という不安が働きます。

その結果、オッズが甘くなり、勝率の割に高い配当(2.0倍〜4.0倍など)がつくことがあります。
これを市場の「歪み」と呼びます。

しかし、以下の条件が揃った時、B級選手の勝率はA級並みに跳ね上がります。この瞬間を狙い撃つのです。

条件①:「構造的に」B級選手を助けてくれる競艇場を選ぶ

技術に不安があるB級選手でも、コース自体が広くて走りやすい競艇場なら、ミスなく逃げ切れる確率が格段に上がります。

狙い目

  • 「大村」・「徳山」・「芦屋」

これらの場は、第1ターンマークまでのコース幅が広く確保されており、高度な旋回技術がなくても、物理的に「先に回れば勝ち」が決まりやすい構造になっているからです。

黒川勝さん
逆に、戸田江戸川のような狭くて荒れる水面では、B級選手は技術不足で負ける確率が高いため避けるべきです。

条件②:「出足型」モーターを引き当てている時

B級選手の最大の弱点は「スタートの遅れ」です。

しかし、これをモーターの力でカバーできれば問題ありません。

出走表や展示タイムを見て、「出足(加速力)」が良いモーターを使っているB級選手を探してください。

黒川勝さん
出足が良ければ、多少スタートタイミングが遅れても、スリットラインから1マークまでに伸び返して、先にターンマークに入ることができます。

条件③:「壁」となる2号艇が信頼できる時

1号艇が逃げるためには、隣の2号艇が「壁」となって、3号艇や4号艇の攻撃(まくり)を防いでくれることが重要です。

理想的な2号艇は、スタートが早く、無理に1号艇を攻めずに「差し(2着狙い)」を選択するベテラン選手です。

このパターンの時、1号艇のB級選手はプレッシャーを感じずにマイペースで逃げることができます。

結論

    「大村・徳山・芦屋」で、「出足の良いモーター」に乗った「B級1号艇」がいて、隣に「スタートの早い2号艇」がいる時

この条件が揃えば、オッズ3倍以上の美味しい単勝を的中させる大チャンスです。

これこそが、知識のある者だけが勝てる「単勝投資の極意」です。

以下の記事では、競艇歴20年以上の黒田が競艇の勝ち方についてより詳しく解説しているので参考にしてみてください。

単勝舟券を買う際の3つの注意点

最後に、単勝投資を行う上で知っておくべきリスクと注意点を解説します。

注意点①:投資金額の上限は「1点2,000円」までにすること

「絶対に勝てる」と思ったレースに10万円賭けたくなる気持ちは分かりますが、単勝ではそれが命取りになります。

単勝は3連単に比べて売上の規模が非常に小さい(全体の1%未満と言われることもあります)ため、一人が大金を賭けると、それだけでオッズが下がってしまうのです。

例えば、1.5倍のオッズがついている時にあなたが1万円を賭けると、締め切り直後に1.1倍に暴落することがあります。
これではリスクに見合ったリターンが得られません。

黒川勝さん
オッズを破壊しないためにも、単勝への投票は1レースにつき1,000円〜2,000円程度に抑えるのが賢明です。

注意点②:年間50万円以上の利益には「税金」がかかる

競艇の利益は「一時所得」扱いとなり、年間で50万円以上の利益が出ると確定申告が必要になり、税金がかかります。

注意点は、「外れ舟券は経費にならない」という点です。

例えば、100万円勝って80万円負けた場合でも、手元の利益は20万円となります。
しかし、税金の計算上は「100万円の利益」に対して課税される仕組みとなるのです。

大きく勝てるようになった際は、税金のことも頭に入れておきましょう。

注意点③:単勝のマークシートは分かりづらい

一部の競艇場や場外発売所では、通常のマークシートに「単勝」の項目がありません。

その際は「単勝・複勝専用マークシート」を探すか、インターネット投票(テレボート)を利用しましょう。

黒川勝さん
現在はスマホから買うのが主流で、オッズ変動もリアルタイムで見られるためおすすめです。

まとめ:単勝は競艇投資の「原点」にして「メンタル回復」の特効薬

単勝は配当こそ低いが、1コースの強い競艇場(大村・徳山など)を選べば的中率60%超を狙えます。

しかし、単勝はオッズは低くなりがちなため、利益を出す場合「1点買い」と「3回限定のコロガシ」を活用しましょう。

単勝だけで億万長者になるのは、市場規模の小ささから物理的に不可能です。
しかし、「予想を当てる感覚」を取り戻し、確実に資金を増やすためのツールとして、これほど優秀なものはありません。

3連単で負けが込んで辛い時は、一度「単勝」に立ち返ってみてください。
そこで得た「展開を読む力」と「勝利の自信」は、必ずや将来、3連単で万舟券を狙う際の大きな武器になるはずです。

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