「競艇(ボートレース)って、なんだか難しそう…」
「賭け方が色々あって、どれを買えばいいのかわからない」
「どうせなら、しっかり勝って儲けたい!」
今、この記事を読んでいるあなたは、競艇や競艇の賭け方に興味を持ち、期待や不安を抱えているのではないでしょうか?ご安心ください。競艇は、数ある公営競技(競馬・競輪など)の中で「最も的中させやすい」と言われている競技です。なぜなら、競馬が最大18頭で走るのに対し、競艇は必ず6艇でレースが行われるからです。出走数が少ないため、単純に「当てる」こと自体のハードルが低いのです。
しかし、多くの初心者が「当てやすいはずなのに、なぜか勝てない」という壁にぶつかります。それは、競艇が「運」だけで勝てるゲームではなく、「情報」と「分析」が勝敗を分ける奥深い世界だからです。
この記事では、単なる舟券の買い方(賭け方)を説明するだけではありません。
- 競艇の基本的なルール
- 全7種類の舟券(賭け方)の特徴と、あなたに合った選び方
- 勝率を格段に上げるための「3つの予想ファクター」
- 多くの人が陥る「勝てない」理由とその「解決策」
これら全てを、競艇の「き」の字も知らなかった初心者でも完全に理解できるレベルで徹底的に解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたは「どうやって舟券を買うか」だけでなく、「どうやって勝率を上げるか」という視点も手に入れているはずです。そして、本気で「勝ち」を追求する人が最終的にたどり着く「ある近道」についても、記事の最後でご紹介します。
目次
競艇(ボートレース)とは?初心者がまず覚えるべき「4つの基本」
まずは競艇の基本ルールから押さえましょう。競艇は一見すると難しそうですが、ルール自体はシンプルです。基本を理解すれば、その後の賭け方や予想もスムーズに入っていけます。ここでは初心者が最初に覚えるべき4つのポイントを解説します。
基本①:「6艇」で「3周」するシンプルな競技
競艇とは①〜⑥号艇まで6艇のボートが、1周600mのコースを3周して着順を競うレースです。常に6艇立てなので、競馬のように出走数が変動することはなく、予想対象が少ない分当たりやすいのが特徴です。各ボートには1号艇から6号艇まで番号と枠色が割り振られており、一般的にボート番号=スタートコース(枠番)となります。
レースはスタートからゴールまで約2分ほど。コースを3周し、最後の直線ゴールラインを一番に駆け抜けた艇が1着です。6艇しかいないため展開も把握しやすく、初心者でもレースの流れを追いやすいでしょう。
基本②:競艇は「1号艇」が圧倒的に有利
競艇では内側のコースが圧倒的に有利とされています。特に1コース(1号艇)の勝率は全国平均で約55%にも上ります。6艇レースですから、単純計算では2レースに1回以上は1号艇が勝つ計算です。この「イン(内側)が強い」というセオリーは競艇の大前提であり、初心者も必ず覚えておきたいポイントです。
なぜ1号艇が有利かというと、スタートしてから最初のターンマーク(1マーク)までの距離が最も短く、コーナーで先手を取りやすいからです。
の画像が示す通り、外側の艇ほど走る距離が長くなるため、内側にいる艇ほど有利にレースを運べます。
もっとも、「有利=必ず勝てる」ではないことに注意しましょう。1号艇は人気が集中しオッズ(配当)が低くなりがちなため、ただ1号艇ばかり買っても大きく儲けるのは難しいです。1号艇の有利さは意識しつつも、過信は禁物です。
基本③:会場によって特徴が「異なる」
全国に24ヶ所あるボートレース場(競艇場)ですが、実はそれぞれ水質(淡水・海水)や風向き・波の高さ、さらにはコースの形状や時間帯(ナイターか昼開催か)など環境が大きく異なります。これらの違いがレース展開に影響を与えるため、競艇場ごとの特徴を覚えておくと予想に役立ちます。
例えば、潮の満ち引きの影響を受ける海水コースでは、満潮時には水面が不安定になりインコース有利に働きます。一方、干潮時は水面が穏やかでターンもしやすくなるため、アウトコース(外枠)からでも実力があれば追い上げが可能です。
このように、開催地の環境次第で「イン逃げ天国」になったり波乱が起きやすくなったりします。初心者のうちは細かい癖まで覚える必要はありませんが、「この会場はインが強い」「ここは風が強く荒れやすい」など大まかな特徴は押さえておきましょう。
基本④:レースの「流れ」を理解する
競艇独自のレース進行にも注目です。競艇は「ヨーイドン」の号砲で一斉にスタートするのではなく、「待機行動」と呼ばれる独特のスタートプロセスを経てレースが始まります。ピットを離れてから約1分50秒間、各艇がコース取りの駆け引きを行い(進入争い)、スタートライン上で助走をつけながら一斉にスタートします(フライングスタート方式)。スタートタイミングは大時計が0秒を指してから1秒以内と決まっており、この範囲より早いとフライング、遅れると出遅れとなってしまいます。
スタートが切られると各艇は全速力で第1ターンマークに突進します。この1周目第1ターンマーク(1M)の攻防こそが競艇のハイライトであり、ここで先頭に立てるかどうかで勝敗の大半が決まります。先頭を取った艇はその後有利にレースを進め、後続艇は前を走る艇の引き波を越えねばならずスピードが落ちます。そのため、一度トップに立った艇が逆転されるケースは少なく、「スタートから1Mで勝負が決まる」と言われるゆえんです。
もちろん接戦になれば2周目以降で順位変動もありますが、基本的にはスタート→1マークで先頭争い→残り2周で隊列維持という流れが多いです。レース映像を見る際は是非この1マークの攻防に注目してみてください。
舟券の「種類」全7種の賭け方を的中難易度順に解説
競艇には全部で7種類の舟券(賭け式)があります。まず最初に、それぞれの券種の特徴と難易度を把握しておきましょう。
舟券は競艇場や場外のボートレースチケットショップ(ボートピア)で購入できるほか、インターネット投票サービス「テレボート」を利用すればスマホやPCからどこでも買うことができます。つまり自宅にいながらでも舟券を購入できるので、気軽にレースに参加できます。
舟券の種類ごとの的中条件や理論上の的中確率、そして平均配当金額は以下の通りです。初心者にとって当てやすい順に並べましたので、自分のスタンスに合った券種選びの参考にしてください。
- 舟券種 的中条件(どの順位を当てるか) 的中確率(理論値) 平均配当 初心者推奨度
- 単勝 1着を当てる 1/6(約16.7%) 100~500円 ★☆☆☆☆
- 複勝 1着か2着に入る艇を当てる 2/6(約33.3%) 100~300円 ★★★★★
- 2連単 1着と2着を着順通りに当てる 1/30(約3.3%) 1,000~3,000円 ★★☆☆☆
- 2連複 1着と2着を順不同で当てる 1/15(約6.7%) 500~1,500円 ★★★☆☆
- 拡連複 3着以内に入る2艇を順不同で当てる(ワイド) 3/15(約20.0%) 200~800円 ★★★★☆
- 3連単 1~3着を着順通りに当てる 1/120(約0.83%) 5,000~10,000円 ★★★☆☆ (※目標)
- 3連複 1~3着を順不同で当てる 1/20(約5.0%) 800~2,000円 ★★☆☆☆
- 「絶対当たる」「誰でも○万円儲かる」などの過大な広告表現で勧誘してくる。(競艇に絶対はありません!こういう謳い文句の時点でアウト)
- サイト上で公開している的中実績や払戻金のスクショが不自然。(簡単に画像編集で偽装可能です。本物か見極めづらい)
- 利用者の口コミが良いものしか載っていない。(悪い評判を隠し、良い口コミも自作自演の可能性大)
- 問い合わせやサポート窓口が貧弱。(メールアドレスしか記載がない、一方的に情報を売るだけでアフターケアがない等。電話番号の記載がないのも注意)
- 会員登録後に大量の宣伝メールが届く。(しつこく高額プランを勧めてくるのは悪徳業者の典型です)
- 運営会社情報や特定商取引法の表示が曖昧。(所在地や責任者名が架空、ドメイン取得が最近などもリスク要因です)。
- 的中実績や予想根拠が明確に示されている。(どのレースが当たったか、なぜその買い目なのか説明があると信用度アップ)
- 無料予想でもそれなりの的中率を出している。(試供品である無料情報が当たるサイトは本物である可能性大)
- 運営者情報がきちんと開示されている。(会社名や所在地、問い合わせ先電話番号があるサイトは誠実度が高い)
- 第三者機関や口コミサイトで高評価を得ている。(複数の競艇予想サイト比較サイトで上位にランクされている、利用者の外部口コミが良い等)
- 料金体系が明瞭で、ポイントの押し売りがない。(初回特典を謳って高額課金を促すような手口がないか確認)。
上記の表から分かる通り、当てやすさと配当の高さは一長一短です。たとえば最も当てやすい「複勝」は理論上3回に1回は的中しますが(的中確率33%)、その代わり平均配当は1.3倍程度と非常に低く、大金を張ってもリターンはわずかです。逆に最も配当が高い「3連単」は万舟券(払戻金1万円以上)も狙える券種ですが、的中率はわずか0.8%と難易度MAXです。
では、各券種の詳細と初心者へのオススメ度を順に解説していきます。
【初心者向け】単勝
単勝は「1着になる艇を1つだけ予想する」もっともシンプルな賭け方です。競馬でいう「単勝」と同じく、その艇が見事1着になれば払い戻しを受けられます。競艇では1号艇の勝率が突出して高いため、1号艇の単勝はほぼ毎回売れ筋になります。その結果、オッズ(配当金)も非常に安くなる傾向があります。
具体的には、人気の1号艇を単勝で当てても配当100円台(つまりほぼ元返し)ということも珍しくありません。したがって単勝は舟券の練習用としてはオススメですが、本格的に利益を狙う舟券勝負では不向きです。競艇に慣れてきたら、より高配当が狙える他の券種にも挑戦してみましょう。
【初心者向け】複勝
複勝は「選んだ艇が1着か2着に入れば的中」となる舟券です。6艇中2艇に入れば良いので、単勝よりもさらに当てやすく初心者に優しい賭け方と言えます。理論上の的中率も33.3%と高く(3回に1回は当たる計算)、競艇で最も的中させやすい券種です。
しかし、その分配当はかなり低めに設定されます。特に1番人気の艇で複勝を当てた場合、**オッズ1.0倍(当たっても払い戻しが購入額と同額!)**なんてこともあります。これは極端な例ですが、それだけ複勝は「当たりやすいが儲けづらい」券種なのです。
初心者が競艇に慣れるための練習用として複勝を買ってみるのは良いでしょう。当たる感覚を掴めますし、レースを見るモチベーションにもなります。ただし、大きな利益を狙うなら複勝だけでなく他の券種も組み合わせていく必要があります。
【中級者向け】2連単
2連単は「1着の艇と2着の艇を着順通りに当てる」券種です。競馬で言う「馬単」に相当し、的中させるには2艇を順番まで含めて当てる必要があります。そのため組み合わせは最大で30通り(6艇から1着と2着を選ぶ順列)あり、理論的中率は約3.3%とやや難易度が上がります。
配当は「普通~やや高め」程度で、レースによってばらつきがあります。人気サイドの決着なら数百円~千円台ですが、大波乱になれば万舟(1万円超え)も出ます。2連単の特徴として、人気の割れ方によっては同じレースの3連単より配当が高くなる場合がある点が挙げられます。
にもある通り、例えば「3連単1-2-3」が圧倒的1番人気で配当が低い場合でも、「2連単1-2」は票が分散して意外とオッズがつく、といったケースがあります。
上級者になるとオッズの巧妙な動きを見て「あえて2連単を狙う」という戦略もとりますが、初心者のうちはあまり深く考えず基本に忠実に人気順で買うのが無難です。まずは的中経験を積むことを優先しましょう。
【中級者向け】2連複
2連複は「1着と2着に入る艇を順不同で当てる」券種です。競馬の「ワイド(馬連)」に近い感覚で、選んだ2艇がワンツーフィニッシュしていれば順番は問わず的中となります。2艇の組み合わせ数は最大15通り(6艇から2艇を選ぶ組み合わせ)で、理論的中率は約6.7%と2連単の倍当たりやすいです。
順番指定が無い分当てやすい反面、配当は2連単より低く設定されます。実力伯仲のレースだと2連複でも高配当が期待できますが、多くの場合は1,000円未満の払い戻しがほとんどでしょう。
ただ、「最初のうちは2艇を当てるだけでも難しい」と感じる人もいるため、そういう方は2連複からチャレンジするのも良い選択です。まずは本命2艇を選び、その的中体験を通じて予想力を養いましょう。
【中級者向け】拡連複
拡連複(拡大2連複、通称ワイド)は「3着以内に入る2艇を当てる」券種です。選んだ2艇がどちらも3着以内に入れば順番関係なく的中となります。競馬の「ワイド」と同じルールで、的中率は理論上20%と高め(5回に1回当たる計算)です。舟券7種の中では複勝に次いで当たりやすいでしょう。
配当面はというと、平均すると数百円程度とやはり低めです。特に人気どころ同士(例えば1号艇と2号艇)の組み合わせでは本当にお小遣い程度にしかなりません。しかし、拡連複の魅力は「とにかく当たりやすい」こと。
例えば自信のある本命艇と中穴艇を組み合わせて拡連複を買えば、中穴艇が3着以内に食い込めばOKなので妙味(オッズ的うまみ)が出ることもあります。
初心者で「まずは的中体験を積みたい!」という人には拡連複はおすすめです。当たる喜びを味わいながら少額でもリターンを得られます。ただし大きく増やすには向かないので、慣れてきたら徐々に高配当券種にも挑戦していきましょう。
【上級者向け】3連単
3連単は「1着・2着・3着をすべて着順どおりに当てる」券種で、競艇でも最も人気があり主流となっている賭け方です。その分難易度は最も高く、組み合わせは最大120通り、理論的中率は0.83%しかありません。的中させるのは容易ではありませんが、そのぶん配当は群を抜いて高いのが魅力です。
平均配当は7,000円台と言われ、万舟券(10,000円以上)も頻繁に飛び出します。上手く穴目を当てれば100円が数万円、時には10万円を超える払戻金になることもあります。まさに「一獲千金を狙えるロマン枠」と言えるでしょう。
ただし前述のように当てるのは至難の業です。初心者がいきなり3連単一本で勝負すると、的中まで資金が持たずに撤退…なんてことにもなりかねません。
最初は目標として位置づけ、徐々に予想力がついてきた段階でチャレンジするのが賢明です。「ここだけは自信がある!」というレースで思い切って買ってみて、見事ハマれば大きな達成感と収穫を得られるでしょう。
【上級者向け】3連複
3連複は「1~3着に入る3艇を順不同で当てる」券種です。選んだ3艇が着順は関係なく上位3着を独占すれば的中となります。3連単に比べれば格段に当たりやすく、組み合わせは20通り、理論的中率は5.0%(20回に1回)です。
とはいえ配当は3連単より低く、平均すると1,000円台前半くらいです。3連複は「本命サイド3艇」の組み合わせだと配当数百円なんてこともあり、せっかく3艇も当てたのにリターンが少ない…と感じるかもしれません。逆に本命+中穴+大穴のような組み合わせを当てれば数千円から万円台の配当になることもあります。
3連複の使い所としては、「この3艇は堅い」と思える組み合わせがある時です。例えば実力上位のA1級選手が内枠に3人入っているようなレースでは、その3艇の3連複を買って堅実に当てにいく、という戦略があります。配当妙味は薄いですが的中させやすいので、資金を増やす土台作りとして活用する人もいます。
以上、7種類の舟券を見てきました。それぞれ一長一短があり、「当てたい」のか「大きく儲けたい」のかによって選ぶべき券種は変わってきます。まずは自分の資金や目標に合わせて適切な券種を選びましょう。初心者のうちは的中率重視で複勝・拡連複あたりから始め、徐々に2連単や3連単にステップアップしていくと経験を積みやすいです。
舟券の代表的な「買い方」全3種を分かりやすく解説
舟券の券種を選んだら、次は実際に「どう買うか」という買い目の組み立て方を考えます。競艇では同じ券種でも買い方次第で効率良く的中を狙えたり、逆に点数(買い目の数)が増えすぎて資金を浪費したりします。
ここでは代表的な買い方3種類、「ボックス」「流し」「フォーメーション」について解説します。それぞれ特徴が異なるので、予算や自信度に合わせて使い分けられるようになりましょう。
ボックス
ボックス買いは、選んだ複数の艇の組み合わせをすべて購入する買い方です。例えば「1・2・3番のボックス(3連単)」なら、1-2-3、1-3-2、2-1-3、2-3-1、3-1-2、3-2-1の6通りすべての3連単を購入します。こうすることで、指定した艇同士で決着すれば順番に関係なく的中させられるメリットがあります。
ボックスは「この艇とこの艇とこの艇で決まるだろうけど、着順までは絞れない!」という場合に有効です。上記の例なら、「1・2・3号艇が実力上位だからこの3艇がきっと上位独占するだろう」という読みがあるときに3艇ボックスを買えば、高確率で当てられます。
ただし、点数(購入通り数)が多くなるのがデメリットです。ボックスは選ぶ艇が増えるほど爆発的に点数が増えます(4艇ボックスの3連単は24点、5艇では60点!)。闇雲にボックスを拡げると投資過多になるので注意が必要です。基本的には3艇ボックスくらいまでに留め、資金と相談しながら活用しましょう。
流し
流しとは、ある特定の艇を軸(中心)にして相手を広く流す買い方です。例えば「1号艇の2連単マルチ流し」と言えば、「1着を1号艇固定で、2着は他の全艇(2~6号艇)に流す」という意味になります。この場合、買い目は1-2、1-3、1-4、1-5、1-6の計5通りです。1号艇が1着になり、かつ他のどの艇が2着でも当たりになるよう網を張っているイメージです。
3連単の場合も同様で、「1→○○→○○流し」と表現します。例えば「1号艇頭の3連単流し(1→全→全)」なら、1着固定1号艇、2着3着は他全ての組み合わせ(計20通り)を買うことになります。軸に自信があるときはこのように流し買いすると高い的中率を期待できます。
流しのメリットは、軸が来ればほぼ当たりになる安心感です。特に1号艇が鉄板級に強いと読むなら、「1着1号艇流し」で相手抜けの不安を大きく減らせます。一方デメリットは、軸が飛べば全滅してしまう点です。流した相手が当たっていても肝心の軸が3着以下に沈めばハズレです。「絶対この艇が絡む」という信念がある時に使いましょう。
また、資金節約のため**「○○-流し」ではなく「○○-△△流し」**のように軸と相手を部分的に絞る応用もあります。例えば「1着1号艇、2着は2号艇固定、3着流し」の3連単(フォーメーション的ですが)など、自分なりに「この艇は来る、この艇も来そう、他は手広く」という買い方も可能です。
フォーメーション
フォーメーションは、着順ごとに予想したい艇を複数ずつ選び、組み合わせを網羅的に購入する方法です。「ボックス」と「流し」の中間的な買い方とも言えます。例えば3連単で「1着候補:1・2号艇、2着候補:1・2・3号艇、3着候補:3・4・5号艇」というフォーメーションを組むとしましょう。
この場合、具体的な買い目は1着に1or2、2着に1or2or3、3着に3or4or5となる組み合わせ
上記から重複なく成立する組み合わせをすべて洗い出して購入します(この例では1-2-3や2-1-3も含まれますが、1-3-3のような重複無効パターンは除外)。フォーメーションは自在に組めるため、自分の予想展開を細かく反映できるのが強みです。
メリットは無駄なく買い目を絞れることです。ボックスだと「その組み合わせ来ないだろうな」と思う目も買わざるを得ませんが、フォーメーションなら不要な組み合わせを省けます。デメリットはルールを理解するまで少し複雑に感じる点ですが、一度慣れれば問題ありません。
フォーメーションは、たとえば「1着はこの2人の争い、3着はこの中から選びたい」というシナリオがあるときに有効です。上の例では「1着は1か2、2着もその残りか3号艇、3着は3号艇か外枠勢」と読んでいます。このように自分の中の予想を反映できるので、より精度の高い舟券を作ることができます。
競艇の「3大予想ファクター」自力で勝率を上げるための分析術
舟券の買い方まで理解したところで、最後に予想力をアップさせるためのポイントを紹介します。競艇は「実力と情報戦」です。ただ闇雲に人気の艇を買うだけでは勝ち続けることはできません。予想を的中させるために、ぜひ押さえておきたい3つの重要ファクターがあります。
競艇には検討すべきデータが山ほどありますが、初心者がいきなり全部を見ようとするとかえって混乱します。そこでプロの予想屋も重視している「これは見ておけ!」という根幹の要素だけに絞って解説します。この3点を意識するだけでも予想の精度は格段に上がるはずです。
予想ファクター①:「選手ランク」と「地元」のアドバンテージを把握
まず注目すべきは選手の実力です。競艇選手にはA1・A2・B1・B2の4段階の階級(級別)が設定されており、成績上位20%の選手がA1級、その次がA2級、以下B1・B2級となっています。基本的には級別が高いほど強い選手と見て間違いありません。
当然ながら、B級選手とA級選手が同じレースにいれば、A級の方が勝つ期待度は高くなります。舟券を買う際も、まず出走表で各選手の級別を確認し、実力差が歴然としていないかチェックしましょう。
次に選手の地元(所属支部)にも注目です。競艇選手は必ずいずれかの競艇場をホーム(水面)としており、非開催日の練習もそのホームプールで行います。つまり地元の水面に慣れ親しんでいるわけです。そのため、本番のレースでも地元選手は有利になるケースが多々あります。特に癖のある難水面では地元勢が強い傾向があるので、出走表の「支部」欄に注目し、「ここは地元選手が多いな」などチェックすると良いでしょう。
まとめると、「A1級の地元エース」のような選手は信頼度大ということです。逆に言えばB2級で遠征初見のような選手は割引材料になります。もちろん級別や地元だけですべてが決まるわけではありませんが、「このレースは明らかに格上がいるな」「この選手はホームだから走り慣れているはずだ」といった視点は必ず持っておきましょう。
予想ファクター②:モーターの「エース機」を見極める
競艇のもう一つの主役がモーター(エンジン)です。各競艇場では約60機のモーターを所有し、開催ごとに選手へ抽選で割り当てています。その中で最も成績の良いモーターは「エースモーター(エース機)」と呼ばれ、目安として2連対率が40%を超える優良モーターがこれに該当します。簡単に言えば「エンジンパワー最強の当たりモーター」です。
モーターの性能は選手の着順に大きく影響します。同じ選手でも良機を手にした途端に連勝したり、逆に整備不良のハズレ機に苦しめられたりと、結果がガラリと変わることも珍しくありません。したがって各選手のモーター2連対率(そのモーターで連に絡んだ割合)をチェックし、抜群に数字の高いエース機を持っている選手は高評価にしてあげましょう。
ただし注意点もあります。モーター2連対率はあくまで目安で、過信は禁物です。たとえば2連対率50%のエース機でも、直前のレースで水面に落水(水没)して調子を崩しているケースや、部品交換直後で本来の性能が出ていない場合もあります。そのため、展示航走や直前情報で実際の動きや選手コメントを確認することも大切です。
総合的には、「実力があり、かつエース機を手にしている選手」がいれば最有力。逆にエンジンが低調(不調なモーター)な選手は実力者でも苦戦しがちなので評価を下げる、といった判断をしましょう。プロの予想屋も**「モーターの見極めが何より重要」と言うほど、エンジン相場の把握は勝率アップの鍵になります。
予想ファクター③:天候・潮汐・競艇場ごとの「癖」を見抜く
最後にレース当日の環境要因です。第1ターンマークを迎える風向き・強さ、波の高さ、水質(海水か淡水か)、さらには潮の満ち引きなど、自然条件はレース結果に少なからず影響します。例えば向かい風が強い日はスリット後の伸びが抑えられるためイン逃げが決まりやすい、追い風だとダッシュ勢(外枠)のまくりが届きやすい、といったセオリーがあります。
また前述のように競艇場ごとのコース特性もあります。各場の細かな特徴まで覚えるのは大変ですが、有名なところでは「戸田(埼玉)は水面が狭く荒れやすい」「江戸川(東京)は川の流れで波が高く大荒れ注意」「大村(長崎)は全国一イン勝率が高い鉄板水面」などがあります。こうした情報はインターネットや専門紙でまとめられているので、興味があれば調べてみると良いでしょう。
中でも潮汐の影響は見逃せません。海水の競艇場では潮の満ち引きで水位が変わり、ボートの走りやすさが変動します。先ほど例に挙げた児島(岡山)のケースでは、満潮時は波が立ってイン有利、干潮時は水面が穏やかでアウトの差しも決まる、といった具合です。このため「満潮の時間帯は堅め予想」「干潮帯のレースは一波乱警戒」など、時間によってスタンスを変える予想も有効です。
初心者のうちは天候や水面まで気を回すのは大変かもしれません。しかし当日の風向き・強弱くらいはレースライブ映像や天気予報でチェックしてみましょう。例えば「今日は強風で水面が荒れているな」と感じたら、イン逃げ信頼度を普段より下げてみるなど臨機応変に対応できます。
最終的には「選手の実力×モーター×環境」の総合力で勝負が決まりますので、環境要因も予想に織り込めるようになると予想精度がさらに上がります。
【最重要】初心者が「勝てない」3つの理由
ここまで競艇で勝つための知識や方法を述べてきましたが、初心者がつまづきやすいポイントも知っておきましょう。「当たりやすい競艇」であっても、簡単にプラス収支にできない理由が存在します。最後に、初心者が陥りがちな3つの落とし穴と、その解決策について解説します。
理由①:【控除率25%の壁】競艇は「当たる」が「勝つ」のが難しい
まず押さえておきたいのは、競艇を含む公営競技には控除率(テラ銭)というものがあることです。これは主催者が売上から差し引く割合で、競艇の控除率は一律25%と法律で定められています。つまり、100万円分の舟券が売れたレースでは25万円が運営側に差し引かれ、残りの75万円が当たり舟券購入者に配当として分配されます。
この控除率25%という数字は、言い換えれば平均的な払戻率(還元率)は75%程度ということです。極端な話、長期的には何も考えずに舟券を買い続けるとお金は25%ずつ目減りしていく計算になります。競艇は確かに当てやすいですが、オッズ(配当)もそれに応じて低くなるため、的中させるだけでは勝ちにつながらないのです。
特に注意したいのが「的中率ばかり追い求めると収支がマイナスになる」という点です。例えば複勝ばかり買っていれば確かに頻繁に当たるでしょう。しかし前述の通り複勝の平均配当は1.3倍程度なので、控除率を差し引くと期待値は大きく下回ります。実際、競艇の一番人気舟券を買い続けたシミュレーションでは回収率約75%という結果が出ています。これはまさに控除率分だけ負けている状態です。
理由②:「1号艇だけ買えば勝てる」というのは幻想
「競艇は1号艇が強いなら、とにかく1号艇絡みの舟券を買っておけば勝てるんじゃないか?」初心者が一度は考えがちな発想です。しかしこれは大きな誤解なので注意しましょう。
確かに1号艇の1着率は約50~55%と圧倒的です。ですが、先述の通り1号艇絡みのオッズは総じて低いため、ただ1号艇を買い続けても儲からないのが現実です。例えば、毎レース1号艇の単勝(オッズ1.2倍程度)に1万円ずつ賭けたとします。1号艇が勝つ確率は約半分なので、理論的には2レースに1回当たります。
一見プラスになりそうですが、トータル収支を計算すると10000円×当たり回数より払戻金(10000円×1.2倍×当たり回数)の方が少なく、回収率はやはり約75%前後に落ち着いてしまいます。
実際に「競艇の1番人気舟券(多くは1号艇絡み)を1年間買い続けた」という検証では、最終的な回収率が75.2%だったとの報告もあります。的中こそしても収支は大幅マイナスだったわけです。
さらに、1号艇といえど絶対ではありません。残り約45%の確率では負ける(2着以下になる)わけで、その負けたレースで他を買っていないと当然ながら損失になります。1号艇は期待値的にも信頼度的にも「買うべき軸」になるケースが多いのは事実ですが、「1号艇だけ買えば良い」というほど甘くはないということです。
理由③:情報量の多さにより分析力が麻痺する
競艇予想には実に様々なデータ・情報が存在します。選手の級別・勝率・コース別成績・スタートタイミング・展示タイム・モーター素性・ボート交換履歴・天候・水面状況……挙げればキリがありません。初心者が張り切ってこれら全部に手を出そうとすると、情報の洪水に飲まれてしまいます。
「色々調べた結果、結局どの艇を買えばいいのか分からなくなった…」というのは初心者によくあるパターンです。あれもこれもと気にしすぎて自分の中で分析麻痺を起こし、最後は勘で買って外れる、といった悪循環に陥りがちです。
また、昨今はインターネット上にたくさんの予想情報が飛び交っています。他人の予想を見て迷い、自分の軸をブレさせてしまうこともあるでしょう。情報が多いほど本来は有利なはずですが、取捨選択ができないと逆に「情報過多の罠」にはまってしまうのです。
競艇で勝つ「近道」はプロの情報「競艇予想サイト」を活用する事
ここまで自力で勝率を上げる方法を述べてきましたが、実は競艇で勝つための近道とも言える手段があります。それが、プロの予想情報を活用すること、すなわち「競艇予想サイト」の活用です。初心者が最短で競艇のコツを掴み、プラス収支を目指すなら、経験豊富なプロの知見を取り入れるのは非常に有効な方法と言えます。
「競艇予想サイトって怪しくないの?」と思う方もいるでしょう。確かに世の中には玉石混交、多くの予想サイトが存在します。しかし、中には本当に信頼できる優良サイトもあり、それらを上手に使えば驚くほど手軽に的中率・回収率を上げることが可能です。
この章では、競艇予想サイトとは何か、そのメリットと注意点、そして悪質サイトと優良サイトの見極め方について解説します。
競艇予想サイトとは?
競艇予想サイトとは、競艇のレース予想情報を提供するウェブサイトの総称です。多くの場合、競艇に精通したプロの予想屋やデータ分析の専門家が在籍しており、独自のノウハウや最新のAI技術を駆使して高精度な予想を公開しています。ユーザーはサイトに登録し、その日のレースの買い目提案や攻略情報を閲覧できます。
予想サイトの形態は様々ですが、一般的には無料予想と有料予想があります。無料予想は誰でも見られる簡易的な予想情報で、サイトの実力を知ってもらうためのサービスとして提供されています。有料予想は的中率・回収率を高めるために絞り込んだ買い目や特別な情報を含むもので、ポイント購入や会員課金によって閲覧できるようになります。
競艇予想サイトを活用する最大のメリットは、自分で全て分析しなくても良い点にあります。プロがモーターの気配や選手の調子、オッズ動向など膨大な要素をチェックして予想を組み立ててくれるため、初心者でも手軽に高精度の予想を手に入れることができます。忙しくて予想に時間を割けない人や、自信のないレースだけプロの意見を参考にしたい人にも重宝するでしょう。
悪質サイトと優良サイトの見極め方
ただし、ネット上の予想サイトの中には悪質なものも存在するのが現実です。無料予想で釣って高額な有料情報を売りつけたり、的中実績を偽装した詐欺まがいのサイトもあります。
ここでは悪質サイトに共通する特徴と、安心して使える優良サイトの見極めポイントを紹介します。
悪質サイトの特徴(要注意!)
優良サイトの見極めポイント
最初は見極めが難しいかもしれませんが、上記を参考に怪しいサイトには近寄らないことです。万一登録してしまい「なんか変だな」と思ったら、無理にお金を突っ込まずすぐ退会しましょう。逆に信頼できるサイトに出会えれば、競艇ライフの強力な味方になってくれます。
まとめ:本気で勝ちたいなら「プロの情報」を使いこなせ
最後に、本記事の内容を簡単にまとめます。
競艇は6艇立てで当てやすく、初心者にも楽しみやすいギャンブルです。しかし、控除率25%の壁がある以上、何も考えずに買っていては勝てません。当てやすい券種・買い方で的中体験を積みつつ、徐々に回収率を意識した舟券戦略へシフトしていくことが大切です。
そのためには、競艇の基本ルール(6艇3周・イン有利etc)を理解し、舟券7種の特徴から自分に合った賭け方を選びましょう。さらに、予想の際は選手の実力(級別や地元)、モーターの出来、当日の環境という3大ファクターを必ず確認し、情報を取捨選択して分析麻痺に陥らないよう注意します。
そして何より、勝っている人は皆例外なく情報戦で勝っています。独学で磨くのも良いですが、最短で成果を出したいなら競艇予想サイトなどプロの情報源をフル活用するのが近道です。優良な予想サイトを見極めて取り入れれば、あなた自身の予想力も飛躍的に向上するでしょう。
長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。競艇の魅力と勝つためのコツを存分に盛り込んだつもりです。ぜひ実際のレースで今回の知識を活かし、的中の喜びとプラス収支の達成感を味わってください。健闘を祈ります!

