芦屋競艇場は、日本初のモーニングレースを導入した福岡県遠賀郡芦屋町のボートレース場です。インコース(1号艇)の1着率が全国トップクラスに高く、レースは堅い決着が多いため初心者でも的中させやすいといわれます。
本記事では、芦屋競艇場の水面やコースの特徴、風の影響、インコースが強い理由を専門的に解説し、予想のコツを実践的な視点から紹介します。経験者ならではのアドバイスも交えますので、ぜひ参考にしてください。
芦屋会場コンピュータ競艇予想 (2025-11-30)
芦屋(マンスリーBOATRACE杯 男女W優勝戦)
| レース | 時間 | 予想 |
|---|---|---|
| 1 R | 08:47 | 1=6-2, 1=2-6, 1=6-5, 1=2-5, 1-5-6, 1-5-2 |
| 2 R | 09:13 | 1=5-4, 1=4-5, 1=5-3, 1=4-3, 1-3-5, 1-3-4 |
| 3 R | 09:39 | 3=6-2, 3=2-6, 3=6-5, 3=2-5, 3-5-6, 3-5-2 |
| 4 R | 10:05 | 5=1-6, 5=6-1, 5=1-4, 5=6-4, 5-4-1, 5-4-6 |
| 5 R | 10:37 | 3=6-5, 3=5-6, 3=6-1, 3=5-1, 3-1-6, 3-1-5 |
| 6 R | 11:09 | 6=5-2, 6=2-5, 6=5-3, 6=2-3, 6-3-5, 6-3-2 |
| 7 R | 11:41 | 4=6-2, 4=2-6, 4=6-1, 4=2-1, 4-1-6, 4-1-2 |
| 8 R | 12:14 | 4=6-2, 4=2-6, 4=6-1, 4=2-1, 4-1-6, 4-1-2 |
| 9 R | 12:44 | 5=2-4, 5=4-2, 5=2-1, 5=4-1, 5-1-2, 5-1-4 |
| 10 R | 13:14 | 5=6-2, 5=2-6, 5=6-1, 5=2-1, 5-1-6, 5-1-2 |
| 11 R | 13:49 | 1=6-2, 1=2-6, 1=6-5, 1=2-5, 1-5-6, 1-5-2 |
| 12 R | 14:29 | 1=3-2, 1=2-3, 1=3-6, 1=2-6, 1-6-3, 1-6-2 |
芦屋競艇場の基本情報と特徴
芦屋競艇場(ボートレース芦屋)は福岡県内に3場あるボートレース場の一つで、全レースを午前中に開催するモーニングレース発祥の地です。
開催時間は概ね朝8時30分~14時30分頃で、全国でも珍しく朝からボートレースが楽しめます。
また、標高の低い丘陵地と海に挟まれた立地で風や波の影響が少なく、水面は一年を通して穏やかな「静水面」となっています。そのため遠征してくる他地域の選手でも実力を発揮しやすく、特定の地元選手だけが有利になる傾向は小さいとされています。
インコース勝率が全国でも上位クラスなのが大きな特徴で、直近では1コースの1着率が約60%強にも達しており全国24場中3番目の高さです。
特に芦屋では予選などの一般戦で1号艇にA級(上位級)選手を多く配置する番組編成が取られており、このことがイン有利に拍車をかけています。実際、朝の「サンライズレース」と呼ばれる企画番組では1号艇に必ず強力なA級選手が乗るため、イン逃げ決着が頻発します。
一方で、例外的に1号艇に有力選手が入っていないレースではイン1着率が5割を下回るデータもあり、番組によって成績に大きな差が出ています。このように「インコースが強い=堅い決着が多い」芦屋競艇は、初心者にとって予想しやすいレース場といえるでしょう。
芦屋競艇場のコースと水面の特徴
水面はプールのような淡水で非常に穏やかです。芦屋は川や海の流れ込みがなく潮汐の影響もないため水位変化や流れもありません。水質は淡水で「硬い(水の抵抗が大きい)」特徴があり、海水コースに比べてモーターの機力差がはっきり出やすい傾向があります。
機力の弱いボートはスピードに乗せにくくなるため、選手の技量に加えて「モーターの良し悪し」が着順に直結しやすいのが特徴です。公式にも「走りやすい水面でパワーとスピードの勝負になる。若手の積極的な攻めが決まりやすい」と評される通り、エンジンパワーを活かした全速戦になりやすい舞台です。
コースレイアウトも選手に優しい設計となっています。1マーク(第1ターンマーク)と観客スタンドとの間隔が約50m確保されており、この広さは全国一と言われます。
スタートしてから1マークへの振り幅(コースを曲げる角度)も小さいため、ほぼ直線的に第1ターンへ突っ込めます。要するに1コースのボートはまっすぐ進むだけで先マイ(先頭でターン)できる地形になっており、インがターンで大きなアドバンテージを得やすいのです。
さらに、1マークの対岸(バック側)には「葦(アシ)」の群生が茂っています。この葦は天然の防波機能を果たし、コンクリート護岸に比べて波の跳ね返り(うねり)が少ないため、選手は安心してスピードターンができます。
引き波がすぐ消えて水面が荒れにくいため、外から全速で握って回る攻めも決まりやすくなります。実際、芦屋では3コースや4コースの差し(内側をすくう戦法)はあまり決まらず、代わりにまくりやまくり差し(外から攻めて内側に切り込む戦法)が有効というデータもあります。
これは、1マークでイン艇が失敗しない限り差し込む隙間が生まれにくい一方、思い切り外から攻めれば道が開けるケースがあるためです。
加えて、芦屋はピット(待機所)から2マークまでの距離が約140mとやや長めですが、待機行動時間(スタートまでの時間)が1分40秒と標準より10秒短く設定されています。このためコース取りで深イン勝負になりにくく(インが深く押し込まれにくい)、インコースの起こし位置にも余裕があると言われます。
総じて芦屋のコース・水面は選手にとって癖が少なく走りやすい環境で、遠征選手でも実力通り戦えるフラットな競走水面です。
また淡水は浮力が小さい分、体重の重い選手は伸びに苦労しがちです。同じ実力なら軽量級の選手の方が有利になるケースも多いので、自分の経験上は「芦屋では軽くて機力のある選手」を狙うよう心がけています。
芦屋競艇場における風の影響
芦屋競艇場は周囲を小高い丘に囲まれており、強風の影響を受けにくい穏やかな水面です。年間を通じて水面は凪に近い状態の日が多いですが、季節によって傾向があります。
冬場は追い風(スタンド側からバック側へ吹く風)が吹く日が多く、逆に夏場は向かい風(バック側からスタンド側への風)が増える傾向です。実際、ある年の集計では冬季は約60%が追い風、夏季は約43%が向かい風というデータが出ています。
基本的に弱風下ではイン有利の傾向に変わりありませんが、風向きが極端に偏る場合はレース展開に影響します。例えば追い風が強い日は、先頭でターンする1号艇が流されやすくなるため2号艇の差しが届きやすく、また4号艇のまくりが決まるケースも増えます。
データ上も追い風レースでは1コースの1着率が平常時より下がり、代わりに2コースや4コースの1着率が上がっています。実際に追い風時は「インが膨らんで差しが有効」と言われ、2-1や4-1といった筋違いの決着にも要注意です。
一方、向かい風の日は風がブレーキ代わりとなりイン艇がターンしやすくなるため、基本的にはイン逃げがさらに盤石になります。ただし芦屋では「向かい風だから差しは流れる(決まりにくい)」という一般的なセオリーが必ずしも当てはまらないとも言われます。
これは水面が非常に穏やかであるため、多少の向かい風では水面状況がさほど荒れず、2号艇の差しも全く決まらなくなるわけではないという意味です。実際のところ、芦屋では右横風(右からの横風)のときに1コース勝率が最も高く約70%に達し、左横風や向かい風では年間平均並みという統計もあります。
風向きによる極端な有利不利は他場ほど顕著ではありませんが、強風時だけは例外として覚えておくとよいでしょう。
また芦屋は一日の中で風向きがコロコロ変わることも珍しくありません。午前中は向かい風だったのにレース後半は追い風に変わる、といったケースでは波乱が起きやすいです。
現地観戦の場合、バック側の葦やピット上の木々が揺れる様子で風の強さと向きを読むことができます。遠方から舟券を買う場合も、公式発表の風速・風向の変化には注意を払いましょう。
芦屋競艇場で勝つための予想のコツ
コースの特徴や風の影響を踏まえた上で、芦屋で舟券を的中させるためのポイントをまとめます。
基本はイン逃げから展開を組み立てる
芦屋では1号艇の1着率が年間を通して約6割と非常に高く、特に企画レース(サンライズレース)では1号艇=A級選手の構図が多いため鉄板決着が頻出します。
したがって予想の起点は常に1号艇です。まずは「このレースで1号艇は信頼できるか?」を判断し、信頼できるときは頭固定で相手探し、微妙なときは思い切って波乱含みと読むなど、インを軸に予想の強弱を付けるとよいでしょう。
モーターと選手コンディションの見極め
静水面ゆえにエンジン性能が明暗を分けやすいため、直前情報で展示タイムや伸び足を要チェックです。芦屋は当日の展示タイムと実戦結果の相関が高いと言われるほど、展示の良し悪しが信頼できます。
また淡水では体重の重い選手は伸びにくい傾向があるため、同格の選手同士で迷ったら軽量選手を評価するのもコツです。もちろんモーターの2連対率(節間成績)やプロペラ調整の上手い選手かどうか、といった総合的な機力評価も忘れずに。
風向きと強さを考慮した舟券構成
基本的には風の影響は小さい場ですが、追い風が吹き始めたら要注意です。追い風でインが流れそうなときは2コースの差しや4コースのまくり差しが決まる可能性が普段より高まります。
例えば「1-2」決着が定番の芦屋でも、追い風の強い日は「2-1」や「4-1」といった目を検討すると高配当を仕留められるかもしれません。逆に向かい風の日はセオリー通りイン優位ですが、それだけに人気も偏りやすいので無理な穴狙いは避けましょう。当日の風向・風速はこまめにチェックし、必要に応じて買い目を修正する柔軟さが大事です。
堅いレースと荒れるレースを見極める
芦屋は低オッズ決着(オッズ20倍未満の三連単)が頻出する場であり、初心者はまず当てやすい鉄板レースから狙うのがおすすめです。
実際、三連単の人気サイド(1-2-3など)の出現率も非常に高いデータが出ています。とはいえ常に本命党では大きく稼げないのも事実です。モーター不調の1号艇や、風向きの変化、オールB級の一般戦など荒れ要素が揃ったレースでは思い切って穴狙いに切り替えるメリハリも重要でしょう。
芦屋の場合、穴狙いするなら「イン不安」の要素を見つけた時がチャンスです。例えば1号艇のモーターが悪い、重量級選手で伸びない、追い風強くターンが流れそう、といった条件が重なれば思い切って波乱決着を狙ってみましょう。
番組表(出走表)の活用
芦屋ではレースごとに番組編成のクセがあります。朝のレースは1号艇A級の企画番組が多く、レース番号によって傾向が異なります。第1R~第5Rはイン有利な番組が多く、第6Rは比較的混戦、第7R以降もまたイン有利な構成…というように、ある程度パターン化された傾向があります。
初めて現地に行く場合や初心者の方も、ぜひ無料配布の出走表や公式サイトの情報を見て「今日はどのレースが堅そうか」「どこが荒れそうか」を把握すると予想が立てやすくなるでしょう。
まとめ:芦屋競艇場は初心者に優しいが油断禁物
芦屋競艇場の特徴を振り返ると、穏やかな淡水面と走りやすいコースレイアウト、インコース勝率の高さが際立っています。初心者にとって予想のセオリーが掴みやすく、「まずは1号艇から」という鉄則を学ぶには格好のステージでしょう。
実力上位の艇が順当に力を発揮しやすい環境なので、セオリー通りの予想で当たる快感を得られる機会も多いはずです。しかし、その一方で「絶対」は存在しないのが競艇です。
芦屋も例外ではなく、条件次第では波乱も起こります。イン信頼の裏で僅かなほころび(モーター不調や風の悪戯など)を見逃さないようにしつつ、取れるレースは確実にモノにする——このメリハリができれば、芦屋競艇場はまさに「勝ちやすいレース場」になるでしょう。
最後に、芦屋で予想をするときの私なりの心得を記しておきます。それは「データを信じて、流れを読む」こと。【データ】とは今回紹介した水面特徴やコース傾向であり、芦屋ではデータに忠実な決着が多いのでまず信頼します。
そして【流れ】とは当日の風や展示気配、選手の気合いといった生きた情報です。穏やかな水面とはいえ、刻一刻と変わるコンディションを読むことが高配当への鍵となります。皆さんも是非、芦屋競艇場の特徴を味方につけて予想を楽しんでください。的中と高配当の両方を狙えるボートレース芦屋で、良い舟券ライフを送りましょう!

