ボートレースびわこ(びわこ競艇場)の特徴と予想のコツ【初心者向け完全ガイド】

ボートレース(競艇)は、全国に24か所のレース場が存在し、それぞれが全く異なる水面特性や気象条件を持っています。

その中でも、日本一の面積を誇る広大な湖である琵琶湖を舞台にレースが行われるのが、滋賀県大津市にある「びわこ競艇場(ボートレースびわこ)」です。

びわこ競艇場は、美しい景観を持ち観光客にも人気のスポットですが、実際にボートを操縦する選手たちにとっては、全国でも屈指の「乗りにくい水面」「操縦が難しいコース」として知られています。

ボートレースの予想において、ただ単に選手の強さ(勝率や階級)だけで舟券を買っていると、なかなか的中率や回収率は上がりません。なぜなら、その競艇場特有の「コースの形」「水質」「風の吹き方」「気圧」などの自然条件が、モーターのパワーや選手のテクニックに多大な影響を与えるからです。

とくにびわこ競艇場は、標高の高さや淡水という水質など、他の競艇場にはない独自の環境がいくつも重なり合っているため、これらの特徴を正確に把握することが勝利への絶対条件となります。

本記事では、びわこ競艇場の水面の特徴から、過去のレース結果に基づくコース別の入着率データ特定のコースが勝ちやすい季節ごとの傾向、さらには効率的に利益を出すための予想のコツまで、徹底的に詳しく解説します。

この記事を最後まで読めば、びわこ競艇場でどのような選手を選び、どのような買い目を狙えばよいのかが論理的にわかるようになります。データと根拠に基づいた予想力を身につけて、びわこ競艇場での勝率アップを目指しましょう。

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監修者: 黒川 勝 (くろかわ まさる)
監修者 黒川 勝

競艇評論家/競艇メディア監修担当(48歳)

学生時代から競艇に魅せられ、気づけば現地観戦歴25年・予想歴20年超。

かつては週末のほとんどを全国各地の競艇場で過ごし、各地の選手傾向やイン水面の特徴を分析することを趣味としてきました。

一方で、インターネット上に溢れる予想サイトや有料情報サービスの乱立に疑問を持つようになり、「競艇ファンの目線で本当に信頼できるサイトや情報とは何か」を見極める活動を開始。現在はメディア全体の方針監修および執筆記事のチェックを担当し、正確性・中立性・信頼性を重視した情報発信に取り組んでいます。

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執筆者: 白石 健二 (しらいし けんじ)
執筆者 白石 健二

フリーライター/競艇場現地取材担当(35歳)

大学卒業後、週刊誌系の出版社で編集記者として勤務。

その後フリーに転身し、趣味だったボートレースと文章執筆を掛け合わせた現地取材活動を開始しました。

全国の競艇場を自らの足で巡り、実際に予想サイトを使ってみる“体当たり検証”を継続中。現地でのファンの声・舟券売り場のリアルな空気・選手の表情など、ネットでは伝わらない要素を丁寧に拾い、記事へと反映しています。

「良いサイトも悪いサイトも、実際に使ってみないとわからない」というポリシーのもと、読者目線で実用性ある情報と率直な感想を届けます。

「友達に教えたくなる、だけど油断しないための記事」を目指して、今日も現地へ足を運んでいます。

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びわこ競艇場のコースの特徴(水面特性・気象条件・イン有利度)

びわこ競艇場のコースには、琵琶湖という自然の湖を利用しているからこその特殊な条件が数多く存在しています。

水質、標高、そしてコースのレイアウト変更の歴史を知ることは、レースの展開を予測するための最も重要な基礎知識となります。

  • 特徴①:第1ターンマークの移設によりインが動きやすいコース
  • 特徴②:水質は淡水で全国屈指の難水面
  • 特徴③:春先の強風と雪解け水による水位の変化が影響を及ぼす
  • 特徴④:初心者向けの企画レースが無い

この章を読む事で、びわこ競艇場ならではの特殊な水面環境を完全に理解し、どの選手が有利になるかを論理的に見極める力が身につきます。

特徴①:第1ターンマークの移設によりインが動きやすいコース

びわこ競艇場のコースレイアウトを語る上で、絶対に外せない歴史的な変更点があります。
それは、2020年に行われた第1ターンマーク(ボートが最初に旋回する目印となるブイ)の移設工事です。

ボートレースにおいて、第1ターンマークの位置はレースの勝敗を決定づける最も重要なポイントです。
かつてのびわこ競艇場は、この第1ターンマークの配置が1コース(一番内側を走る艇)にとって非常に窮屈な作りになっており、全国的に見ても「インコースが勝ちにくい競艇場」として有名でした。

しかし、2020年にこの第1ターンマークを移設したことによって、コースの幅に余裕が生まれました 。
びわこ競艇場の水面図

出典:BOAT RACEびわこ|水面特性

その結果、1コースの選手がスタートしてからスムーズにターンマークにアプローチできるようになり、以前と比較して1コースの1着率がはっきりと上昇しています。

現在のびわこ競艇場の1コース1着率は54.4%となっており、これは全国24か所の競艇場の平均値とほぼ同じくらいの数値です。

黒川勝さん
競艇評論家からのアドバイス

1マークの移設によりインコースの選手はかなり走りやすくなりましたが、それでも引き波の影響を受けやすい水面です。外側のコースから攻めてくる選手の動きには常に警戒を怠らないようにしています。

特徴②:水質は淡水で全国屈指の難水面

びわこ競艇場の最大の特徴と言えるのが、その水質地理的な条件です。

体重の重い選手は水の抵抗を強く受ける

まず水質についてですが、琵琶湖の水を利用しているため完全な「淡水(塩分を含まない水)」です。
海水を含んだコースと比較すると、淡水には浮力(物を水に浮かせる力)が少ないという特徴があります。

浮力が少ないということは、体重の重い選手はボートが水に深く沈み込んでしまい、水の抵抗を強く受けてスピードが出にくくなります。

逆に、体重の軽い選手はボートが沈み込みにくいため、スピードに乗りやすく有利に働きます。

水面が硬いのでボートが跳ねやすい

また、淡水は海水に比べて水そのものが「硬い」という性質を持っています。
水面が硬いと、ボートがターンマークを回る際や波の上を走る際に、ボートがポンポンと跳ねやすくなります 。

ボートが跳ねるとコントロールを失いやすく、スピードも落ちてしまうため、選手にとっては非常に「乗りにくい(操縦しにくい)」水面となります。
したがって、びわこ競艇場ではモーターのパワーだけでなく、選手がボートを自分の手足のように操れる「乗り心地」が非常に重要になります。

標高が高く出足に影響を与える

さらに重要なのが「標高の高さ」です。

びわこ競艇場は他の多くの競艇場に比べて標高が高い場所に位置しています。

標高が高いと気圧が低くなります。
気圧が低い状態では空気中の酸素の密度が薄くなるため、モーター内部で燃料を燃やす効率が悪くなってしまいます。

この影響が最も顕著に表れるのが「出足(スタート直後の最初の加速)」です。
出足が鈍くなると、スタートラインを通過する際のスピードが乗らず、他の選手に攻め込まれる隙を与えてしまいます。

びわこ競艇場は「淡水で跳ねやすい」「標高が高くて加速しにくい」という二重の難しさを抱えています。
予想をする際は、体重の軽い選手や、出足の調整が得意な選手を高く評価することが基本となります。

黒川勝さん
競艇評論家からのアドバイス

淡水で水面が硬い日は、ターンマーク付近でボートがバウンドしてしまい、綺麗に回れない選手を多く見てきました。引き波に強い選手を見極めることが非常に大切になります。

特徴③:春先の強風と雪解け水による水位の変化が影響を及ぼす

びわこ競艇場において最も警戒しなければならない季節は「」です。
春先になると、周囲の山々から冷たくて強い風が吹き下ろしてくることが多く、競走水面が非常に荒れやすくなります。

ただでさえ淡水ボートが跳ねやすい硬い水面であることに加えて、強風によって波が高くなると、ボートを安定させて走らせることは至難の業となります。

このように水面が大きく荒れたレース(難水面)では、モーターの性能以上に、選手の「波乗りの技術」や「水面への慣れ」が勝敗を大きく左右します。

そのため、荒天時にはこの特殊な水面を日頃から走り慣れている地元(滋賀支部)の選手や、荒れ水面を得意とするベテラン選手を狙うのがセオリーとなります。

また、琵琶湖は自然の湖であるため、季節によって「水位」が変化するという独自の特徴も持っています。
とくに春先には、周囲の山に積もった雪が溶けて流れ込む「雪解け水」の影響により、湖の水位が上昇します 。

水位が上がると、水面全体が不安定になり波が立ちやすくなるだけでなく、選手から見える景色も普段とは微妙に変わるため、スタートのタイミング(スタート勘)を掴むのが非常に難しくなります。

気象・自然条件 発生する現象 予想のポイント
春先の強風 山から強い風が吹き下ろし、水面が大きく波立つ 波乗りの技術が高い選手や、水面に慣れた地元(滋賀支部)の選手が有利になる
雪解け水(春) 山からの雪解け水で琵琶湖の水位が大きく上昇する スタート感覚が狂いやすくなり、スタートの上手い選手と下手な選手の差が出やすい

このように、びわこ競艇場では風向きや風速だけでなく、水位の変化という自然現象まで考慮する必要があります。

とくに春のレースを予想する際は、事前に風速の予報を確認し、波が高くなりそうであれば思い切って荒れ展開(高配当)を狙うのも一つの有効な手段です。

黒川勝さん
競艇評論家からのアドバイス

強風で水面が荒れた日は、モーターの力だけで強引に回ろうとしてもボートが暴れてしまいます。レバー操作が繊細で、波を柔軟にいなすことができるベテラン選手の腕が光る状況です。

特徴④:初心者向けの企画レースが無い

びわこ競艇場では、年間を通して特定のレース番号に固定された明確な「企画レース(シード番組)」を恒常的に実施する傾向がありません。

たまに特定の節(大会期間)で特別なレースが組まれることはありますが、毎日決まった時間に必ず本命決着が約束されたレースがあるわけではないのです。

企画レースがないということは、予想する側にとっては「自分自身の目で出走表を見て、選手の実力差やモーターの気配を1から比較検討しなければならない」ということを意味します。

これは初心者にとっては予想の難易度が上がる要因になりますが、見方を変えれば大きなメリットでもあります。

なぜなら、明確な大本命が不在のレースが多くなるため、ファンの投票(オッズ)が分散しやすく、少し荒れた結果になっただけで配当が跳ね上がりやすいからです。

びわこ競艇場では、「なんとなく1号艇から買っておけば当たるだろう」という安易な考え方は通用しません。
しかし、出走表を丁寧に読み解き、他のお客さんが気づいていない好調な選手を2〜4コースに見つけることができれば、おいしい配当を手にすることができる魅力的な競艇場なのです。

黒川勝さん
競艇評論家からのアドバイス

圧倒的な大本命がいないレースが多いため、モーターの仕上がり次第でどのコースからでも勝機が生まれます。オッズが割れているレースこそ、データ分析による予想の腕の見せ所です。

びわこ競艇場のレース傾向とデータ分析

競艇で勝つためには、過去のレース結果から導き出された客観的なデータを知ることが最も強力な武器になります。びわこ競艇場は、全国のセオリーとは少し異なる独特の傾向を持っています。

  • びわこ競艇場の出目の傾向・ランキング
  • びわこ競艇場のコース別入着率と決まり手の特徴
  • びわこ競艇場の季節別データの傾向
  • びわこのモーター交換時期とエース機

この章を読むことで、びわこで発生しやすい出目のパターンや、コースごとの勝率の偏りを正確に見抜く力が身につき、無駄な舟券を買わずに効率よく利益を出せるようになるという大きなベネフィットがあります。

びわこ競艇場の出目の傾向・ランキング

びわこ競艇場でどの着順(出目)が一番多く出ているのかを知ることは、買い目を絞る上で非常に役立ちます。

公式データに基づく、3連単(1着から3着までを順番通りに当てる舟券)の出目ランキングと占有率(全体の中でその出目が出る割合)、そして平均配当は以下の通りです。

出目 割合 平均配当
①-②-③ 6.6% 1,106円
①-③-② 4.8% 1,530円
①-②-④ 4.5% 1,361円
①-③-④ 4.1% 1,712円
①-②-⑥ 3.2% 1,950円

参考元:BOAT RACEびわこ|3連単出目ランキング

1位から5位まで全て「1コース(1号艇)が1着」の組み合わせが占めています。

最も多いのはやはり王道の「1-2-3」で、全体の6.6%を占めており、平均配当も1,106円と手堅い決着になっています。

しかし、5位に「1-2-6」が入っている点に注目してください。びわこ競艇場では、1着と2着が順当に決まったとしても、3着に外側の5コースや6コースの選手が食い込んでくるケースが比較的多いことがデータから読み取れます。

黒川勝さん
競艇評論家からのアドバイス

出目ランキングを見ると1アタマが圧倒的ですね。ただし、5号艇や6号艇が3着によく絡んでくるのがびわこの特徴です。3着は少し手広く買っておくのが安全ですよ。

びわこ競艇場のコース別入着率と決まり手の特徴

各コースの勝率(1着率)や、勝つ時にどのような技(決まり手)を使っているのかを公式データから分析します。

季節ごとに集計された直近のデータを見ると、1コースの1着率は季節によって変動しますが、おおよそ50%前後で推移しています。これは全国の競艇場と比べても決して高い数値ではありません。

1コース1着率全国平均

  • 56%(集計期間:2025/12/01~2026/02/28)
コース 1着率 2着率 3着率 最も多い決まり手
1コース 54.3% 16.6% 8.9% 逃げ(96.8%)
2コース 12.8% 23.7% 18.3% 差し(54.2%)
3コース 12.9% 21.9% 20.3% まくり差し(46.9%)
4コース 12.1% 17.4% 16.7% まくり差し(38.4%)
5コース 7.1% 14.9% 18.8% まくり差し(65.2%)
6コース 1.7% 6.5% 18.1% まくり差し(72.7%)

参考元:BOAT RACE|びわこボートレース場 コース別入着率&決まり手

一方で、2コースから4コースの選手が1着になる確率が比較的高く、コースごとに得意とする決まり手にも特徴があります。

統計を見ると、2コースの選手が1着になる時は、1コースの選手がターンで膨らんだ隙を突く「差し」が圧倒的に多くなります。

また、3コースは「まくり」と「まくり差し」が拮抗しており、4コースはダッシュスタートの勢いを活かした「まくり」や「まくり差し」が多く見られます。

1コースの絶対的な強さがない分、センターコース(3コースや4コース)からのダイナミックな攻めが決まりやすいのがびわこ競艇場の醍醐味です。

黒川勝さん
競艇評論家からのアドバイス

びわこは1号艇のターンが少しでも流れると、すぐに2コースの差しやセンター勢のまくりが飛んできます。決まり手のデータを見ると、多彩な攻めがあることが分かりますね。

びわこ競艇場の季節別データの傾向

びわこ競艇場は、四季折々の気候の変化によって水面の状況が大きく変わるため、季節ごとにコース別の勝率がハッキリと変動するという大きな特徴を持っています。

「季節別データ」を確認すると、1コースの1着率が季節によって以下のように変化しています。

季節 1コース1着率 2コース1着率 3コース1着率
48.0% 13.3% 15.3%
51.0% 14.8% 14.2%
54.1% 12.7% 15.2%
54.3% 12.8% 12.9%

参考元:BOAT RACE|びわこボートレース場 枠番別コース取得率

このデータから明確に分かるのは、「春」と「夏」は1コースの1着率が約50%前後まで大きく落ち込み、インコースが非常に苦戦しやすい時期であるということです。

とくに春は、1コースの1着率が48.0%と年間で最も低く、その代わりに3コース(15.3%)や4コース(12.1%)の勝率が高くなっています。

これは、雪解け水や春の強風によって水面が荒れやすくなるためだと考えられます。
逆に、秋や冬になると1コースの1着率が54%台まで回復し、比較的インコースが安定しやすくなります。

黒川勝さん
競艇評論家からのアドバイス

季節で1コースの勝率がこれほど変わる競艇場も珍しいです。特に春と夏はインの信頼度が大きく下がるので、センター勢からの思い切った穴狙いがとても面白いですね。

びわこのモーター交換時期とエース機

競艇のレースを左右するもう一つの巨大な要素が、ボートに取り付けられている「モーター」の性能です。
モーターは各競艇場が所有しており、1年に1回、完全に新品のものに交換されます。

びわこ競艇場のモーター交換時期は「毎年5月頃」です

新しいモーターに交換された直後の数ヶ月間は、どのモーターが本当にパワーがあるのかを示す「2連対率(1着または2着に入った確率)」のデータがまだ蓄積されていないため、出走表の数字だけでモーターの良し悪しを判断するのは危険です。

直近のを確認すると、ボートレースびわこで安定して高い2連対率を記録している上位モーターには以下の通りです。

2026年現在のエースモーター

  • 65号機:2連対率62.5%
  • 34号機:2連対率45.9%
  • 57号機:2連対率42.5%

参考元:艇国DB|モーター成績一覧

びわこ競艇場では、気圧が低く出足がつきにくいため、モーターの性能差がレース結果に直接結びつきやすくなります。

上記の2連対率上位のモーターを引き当てた選手は、実力以上の走りを見せることが多いため、必ずチェックしておきましょう。

黒川勝さん
競艇評論家からのアドバイス

気圧の低いびわこでは、モーターのパワーが本当に重要になります。2連対率が35%を超えるような優秀なモーターに乗っている選手は、多少枠が悪くても絶対に軽視できません。

びわこ競艇場で勝つための予想のコツ・攻略ポイント

ここまでの章で、びわこ競艇場の水質、気圧、コースレイアウト、季節ごとのデータなど、あらゆる特徴を解説してきました。

この章では、それらの公式データを総動員して、実際にどのように舟券の買い目(予想)を組み立てていけばよいのか、実践的な予想のコツを解説します。

  • 淡水と標高の高さを考慮した出足型モーターの重視
  • 春と夏の低い1コース1着率を狙った中穴狙いで勝負する

この章を読む事で、プロが実践している具体的な買い目の絞り方や展示航走のチェックポイントがわかり、実際の予想で迷わなくなるでしょう。

競艇予想の勝ち方・必勝法については、以下の記事でも詳しく解説しているので、びわこの様な難しい会場で一発狙いたい方は、参考にしてみてください。

淡水と標高の高さを考慮した出足型モーターの重視する

びわこ競艇場で予想を組み立てる際、最も重要視すべきは「モーターの出足(スタート直後の加速力)」です。

びわこ競艇場は水質が「淡水」であることに加え、標高が高く気圧が低いという環境にあります。気圧が低いと酸素が薄くなり、エンジンの燃焼効率が落ちるため、どうしてもスタート時のダッシュが鈍くなりがちです。

この厳しい環境下でスタートをしっかり決めて第1ターンマークを先取りするためには、直線の最高スピード(伸び足)よりも、レバーを握った瞬間にグンと前に進む「出足」の良さが何よりも求められます。

予想をする際は、レース直前に行われる「スタート展示」を必ず確認してください。
スタート展示で、他の選手よりも一歩早く前に飛び出しているように見える選手や、ダッシュの乗りが良い選手は、気圧の低さを克服して出足がしっかりと仕上がっている証拠です。そうした選手を舟券の軸として狙うのが、びわこを攻略する上で最も基本となるコツです。

黒川勝さん
競艇評論家からのアドバイス

びわこは本当にスタートの加速がつきにくい水面です。スタート展示を見て、スリット(スタートライン)付近でスッと前に出ていく出足の良い選手を軸に選ぶのが鉄則です。

春と夏の低い1コース1着率を狙った中穴狙いで勝負する

データ分析の章で確認した通り、ボートレースびわこは季節によって1コースの勝率が明確に変化します。
とくに「春」と「夏」は、1コースの1着率が年間を通して最も低くなる時期です。

このデータを最大限に活用することが、回収率を上げるための大きなコツになります。

春と夏のレースを予想する際は、「1号艇が負けるかもしれない」という前提を常に頭の片隅に置いておきましょう。

1号艇の選手がスタート展示で少しでも遅れていたり、モーターの出足が悪そうに見えたりした場合は、絶好の穴狙いのチャンスです。

季節ごとのデータで勝率が上がっている3コースや4コースのセンター勢が、スタートから一気に攻め込んで「まくり」や「まくり差し」を決める展開を想定し、3号艇や4号艇を1着にした中穴配当(数千円〜の配当)の舟券を積極的に狙っていく戦略が非常に有効となります。

黒川勝さん
競艇評論家からのアドバイス

データが示す通り、春と夏は1号艇の信頼度がガクッと落ちます。この時期は無理に本命を狙わず、センターコースの選手の強襲を想定した中穴狙いに切り替えるのが賢い買い方です。

びわこ競艇場の基本情報(立地・アクセス・施設)

ボートレースの醍醐味は、インターネットでの予想だけでなく、実際に現場に足を運んで生で迫力あるモーター音を体感することにもあります。

びわこ競艇場は、日本最大の湖である琵琶湖の美しい景観と一体化した、全国でも珍しい素晴らしいロケーションを誇ります。この章を読む事で、競艇場への車や電車でのスムーズな行き方や、現地で絶対に味わうべき絶品グルメがわかり、休日の現地観戦を120%楽しめるようになるでしょう。

アクセス

びわこ競艇場(滋賀県大津市茶が崎1-1)へのアクセスは、公共交通機関を利用する場合でも車を利用する場合でも、ファンにとって非常に便利な環境が整えられています。

電車の場合

  • アクセス:JR「大津京駅」
  • 所要時間:徒歩約13分 無料送迎バスで約5分

びわこ競艇場へ直行する「無料送迎バス」が運行されています。駅からバスに乗ってしまえば迷うことなく到着できるため、初めて訪れる方でも安心です。

車の場合

  • アクセス:大津IC
  • 所要時間:ICを降りて約15分

施設周辺には「第2無料駐車場」をはじめとする駐車場や駐輪場が完備されています。琵琶湖の湖畔をドライブしながら現地へ向かうルートは景色も良く、休日のレジャーとして非常に人気があります。

ただし、大津市周辺は観光地でもあるため、大きなレースが開催される週末や連休などは周辺道路が混雑する可能性があります。時間に余裕を持って出発することをおすすめします。

施設・雰囲気

びわこ競艇場は、競走水面のすぐ向こう側に広大な琵琶湖が広がっており、天気の良い日には対岸の景色や周囲の山々を見渡すことができる、非常に開放感のある絶景スポットです。

施設内も充実しており、白熱したレースを快適な環境で楽しむことができます。

そして、現地を訪れた際に絶対に外せないのが、場内で提供される種類豊富な「ご当地グルメ(競艇場グルメ)」です。

各フロアに人気の食堂や売店があり、それぞれに名物メニューが存在します。例えば、1階にある老舗の売店「ボートモンキー」では、ソースの香ばしい匂いが食欲をそそる「焼きそば(600円)」や「たこ焼き(600円)」が手軽な軽食として大人気です。

まとめ:びわこ競艇場の攻略ポイント

本記事では、公式データを基にボートレースびわこ(びわこ競艇場)の水面特性や季節ごとの傾向、そして予想のコツについて詳しく解説してきました。

最後に、勝率を上げるための重要なポイントをもう一度おさらいしておきましょう。

水面の特徴を理解する: びわこ競艇場は琵琶湖の「淡水」を利用しているため水が硬く跳ねやすいのが特徴です。

また「標高が高い」ため気圧が低く、モーターの出足(加速力)がつきにくいという二重の難しさを持っています。そのため、スタート展示での出足の良さや、周回展示でボートが跳ねていないか(乗り心地)の確認が絶対に欠かせません。

1コースの勝率は季節によって大きく変動します。公式データによると、秋や冬は54%台ですが、春(48.0%)と夏(51.0%)は1コースの勝率が年間で最も低くなります。この時期は無理にインを信用せず、センター勢からの「まくり」や「差し」を絡めた中穴配当を狙うのがセオリーです。

びわこ競艇場は、自然環境の厳しさと独自の気象条件が組み合わさることで、一筋縄ではいかない非常に奥深いレースが日々繰り広げられています。

今回紹介した公式データに基づく傾向と、展示航走を見る目をしっかりと養えば、他のファンに差をつけて利益を出すことが十分に可能な競艇場です。

黒川勝さん
競艇評論家からのアドバイス

ぜひこの記事の知識を活かして、美しい琵琶湖の絶景と美味しい名物カレーとともに、びわこ競艇場でのボートレース予想を存分に楽しんでください。

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