初心者向け徹底解説!桐生競艇場の特徴と舟券予想のコツ

桐生競艇場の立地・アクセス・施設など基本情報から、水面特性やレース傾向、季節や時間帯ごとの特徴までを徹底解説。

さらに初心者向けに舟券予想のコツを紹介し、ナイター競走ならではの攻略法や注意点、経験者ならではの実践アドバイスも交えて丁寧に説明します。

桐生会場コンピュータ競艇予想 (2025-11-30)

桐生(第11回寿司の美喜仁杯)

レース時間予想
1 R15:232=5-3, 2=3-5, 2=5-1, 2=3-1, 2-1-5, 2-1-3
2 R15:526=3-2, 6=2-3, 6=3-1, 6=2-1, 6-1-3, 6-1-2
3 R16:214=5-2, 4=2-5, 4=5-6, 4=2-6, 4-6-5, 4-6-2
4 R16:503=2-6, 3=6-2, 3=2-4, 3=6-4, 3-4-2, 3-4-6
5 R17:162=5-6, 2=6-5, 2=5-1, 2=6-1, 2-1-5, 2-1-6
6 R17:421=6-4, 1=4-6, 1=6-3, 1=4-3, 1-3-6, 1-3-4
7 R18:101=3-6, 1=6-3, 1=3-2, 1=6-2, 1-2-3, 1-2-6
8 R18:405=1-3, 5=3-1, 5=1-6, 5=3-6, 5-6-1, 5-6-3
9 R19:102=3-5, 2=5-3, 2=3-1, 2=5-1, 2-1-3, 2-1-5
10 R19:421=5-2, 1=2-5, 1=5-6, 1=2-6, 1-6-5, 1-6-2
11 R20:121=4-5, 1=5-4, 1=4-2, 1=5-2, 1-2-4, 1-2-5
12 R20:426=1-3, 6=3-1, 6=1-5, 6=3-5, 6-5-1, 6-5-3

桐生競艇場の基本情報(立地・アクセス・施設)

桐生競艇場は群馬県みどり市笠懸町阿左美に位置し、1956年開場の歴史ある競艇場です。

東京からもアクセス可能な北関東の競艇場で、関東圏では唯一の内陸型ボートレース場となっています。山に囲まれた盆地にあり、冬季は赤城山から吹き降ろす「赤城おろし」という強風の影響を受ける環境です。

全国24場の中で最も北にある競艇場であり、気候や水面コンディションが他場と一味違うのも特徴の一つです。

また、日本で初めてナイターレースを開催した発祥地としても知られており、現在では通年でナイター競走(通称「ドラキリュウナイター」)が行われています。照明に映える幻想的な水面と、夜ならではの興奮を味わえる競艇場としてファンに親しまれています。

アクセス

桐生競艇場へは公共交通機関か車で行くことができます。電車の場合、東武桐生線の阿左美駅またはJR両毛線の岩宿駅から無料送迎バスが運行されており、所要時間は約5分と便利です。無料バスは開催日に合わせて1時間に1~3本程度運行されるため、事前に時刻表を確認して計画すると良いでしょう。

車の場合は北関東自動車道の太田藪塚ICまたは太田桐生ICから約15分で到着できます。

場内には大規模駐車場があり、基本的に無料で利用できます。駅からのバスも車も比較的スムーズで、初心者でも迷わず訪れやすい競艇場と言えるでしょう。
(※SGなどの大きな開催時は混雑するため早めの到着がおすすめです)

施設・雰囲気

桐生競艇場は入場料100円で入場でき、スタンドは近代的に整備されています。南ウイングと呼ばれる新スタンドには様々な観戦エリアがあり、一般席に加えて有料席も充実しています。

例えば、ワンコインシート(500円)などリーズナブルな指定席から、グループ向けのわいわいシート(6名で2,000円)や高級感あるImperial View席まで、ニーズに合わせた席種が用意されています。Imperial View内の「ファーストシートA」(1名3,000円)では席にいながら投票ができる端末が備え付けられており、じっくりレースに集中できます。

スタンド1階の水面に近い一般席エリアは開放的で臨場感があり、レースの迫力を肌で感じられます。夕方以降はガーデンテラスがライトアップされ、若いカップルも増えてイベントなどでにぎわうなど、ナイターならではの華やかな雰囲気も魅力です。

また、家族連れにも優しく、場内にはジャングルをイメージしたキッズルーム「ジャングルFUN」(利用料100円)があり、ボールプールや絵本コーナーなど子どもが遊べる設備も整っています。おいしい群馬名物グルメが味わえるフードコートもあるので、観戦のお供にぜひ楽しんでみてください。

後藤さん
「夜の桐生に行くなら夏でも上着を一枚持参」 – これは地元常連さんのアドバイスです。桐生は盆地で日没後に気温が下がりやすいため、夏場でも夜風で肌寒く感じることがあります。初心者の方も快適にナイター観戦を楽しめるよう、防寒対策はお忘れなく。

桐生競艇場のコースの特徴(水面特性・気象条件・イン有利度)

桐生競艇場ならではのコース形状や水面コンディションの特徴を押さえておきましょう。他の競艇場と異なる要素を知ることで、レース展開の癖や予想のポイントが見えてきます。桐生は一言でいうと「走りにくい難水面」と評される競艇場です。

風向き・気圧・気温など自然環境の影響を受けやすく、選手からも「乗りづらい」と言われる独特の水面です。ここではコースレイアウトから水質、気象条件まで順に解説します。

ピットと2マークの距離が長い独特のコースレイアウト

桐生競艇場のコースは、スタートピット(待機行動エリア)から第2ターンマークまでの距離が約165mも離れています。この距離は全国24場中で3番目に長く、待機中にコース取り(進入)を行うための余裕が大きいのが特徴です。

そのため、他場に比べて「前づけ」(後ろの艇が前方に出て内側コースを奪いにいく戦術)が発生しやすく、枠なり進入(艇番どおりのコース取り)になりにくい傾向があります。

実際に桐生の枠なり進入率はかなり低く、進入隊形が乱れることもしばしばです。このコース特性により、スタート展示(レース本番前の練習スタート)で見た進入コースと、本番レースでの進入コースが変わるケースも少なくありません。

ピット離れ(待機所からの飛び出し)が良いモーター・艇は内側有利なコースを奪いやすく、逆にピット離れが悪い艇は想定外に外へ追いやられてしまうこともあります。

例えば6号艇が絶好のピット離れを見せて一気に内側に入り込み、大外6コースがそのままインコースに前づけしてしまうようなダイナミックな進入も桐生では起こり得ます。

こうした進入の乱れはレース展開に大きく影響するため、スタート展示の進入傾向やピット離れは要チェックです。「進入がコロコロ変わるので桐生は難しい」と言われるゆえんですが、裏を返せば進入変化を味方につけた大胆な予想も可能ということです。

後藤さん
桐生では展示から本番でコース入れ替わりが起きる頻度が高いです。特にベテラン選手や地元勢が後半の艇番でいるときは要警戒です。思い切った前づけが決まれば波乱含みなので、予想でも進入隊形をいくつかシミュレーションしておくと的中率アップに繋がります。

硬い淡水の水面:艇が跳ねやすく重量級に不利

桐生競艇場の競走水面は、阿左美沼という沼地を利用したプール状の人工水面で、水質は淡水です。海水と比べて淡水は浮力が小さく、水の密度が高いため「水面が硬い」と表現されます。

実際、桐生では艇が水面を捉えすぎて深く刺さったり、逆に大きくバウンドしたりと、不安定な挙動を見せることがあります。

ある選手は桐生の水を「艇が深く水面に食いつくか、あるいは大きく跳ねて飛んでいくか、とにかく操縦が難しい」と表現したほどで、穏やかな水面の日でもフェンス際まで流されるシーンをよく目にします。

このように硬い淡水特有の乗りにくさがあるため、桐生は全国でも有数の難水面とされています。淡水の硬い水面では、ボートの乗り心地(安定性)がタイムや着順に直結します。

周回展示でターン時に艇がバタついていたり大きく跳ねている艇は、うまく水面を捉えられていない証拠なので要注意です。こうした艇は本番でも失速しやすいため、展示で挙動の安定している艇を高く評価するのがポイントです。

また、淡水では浮力が小さい分だけモーター負荷も大きく、選手の体重もスピードに影響します。一般に重量級の選手は艇が沈みがちになり加速が鈍るため、同程度の実力やモーターなら軽量級の選手のほうが有利と言われます。

桐生でもこれは例外ではなく、特に直線の伸びやターン後の立ち上がりで差が出やすい傾向です。「迷ったら軽い選手を買え」というのは桐生常連の間でもよく囁かれるアドバイスです。もちろん技量あってこそですが、淡水の桐生では体重差も予想材料に入れてみる価値があります。

後藤さん
「淡水は重量級キラー。桐生では軽い選手から狙え!」桐生の硬い淡水はボートへの抵抗が大きいので、「軽さ」は武器になります。初心者の方も出走表の選手体重に目を配ってみてください。

標高の高さと低気圧:エンジン出足に影響

桐生競艇場は標高約124mの地点にあり、全国のボートレース場で最も高地に位置します。海抜ゼロメートル近辺にある多くの競艇場とは空気の密度が異なり、気圧が低いことが大きな特徴です。

気圧が低い環境ではエンジン(モーター)に十分な空気が取り込めず、回転が上がりづらくなるため、出力(パワー)が出にくくなります。桐生では多くの選手が「エンジンが重たい」「なかなか回転が上がらない」と口にし、とりわけシリーズ初日はその傾向が顕著です。

エンジン回転が上がりにくいと特に影響が出るのが「出足」と呼ばれる加速力の部分です。レースで言えばスタートの起こし(加速開始)から一瞬でトップスピードに乗るまで、そしてターン後の再加速が「出足」にあたります。

桐生ではこの出足が弱くなりがちなため、スロー勢(助走距離の短い1~3コース)は加速不足で不利になりやすく、助走を十分取れるダッシュ勢(4~6コース)が有利になりやすいと言われます。実際、エンジン非力で**スタートが届かない(加速しきれず後手を踏む)といった場面が他場以上に見受けられます。

また、エンジン回転が上がらないとターンで一旦減速した後の立ち上がりにも影響が出ます。先ほどの出足低下とも関係しますが、イン逃げ(1コースが先マイで逃げる展開)を決め切るにはターン後の伸び返しが重要です。

桐生ではこの逃げ足が鈍りやすく、逆に後ろから差し込む艇や外からまくる艇が届きやすい環境と言えます。言い換えれば、インコースの絶対的な強さが削がれる条件が揃っているのです。

高地ならではのエンジン調整の難しさもあり、桐生は他場以上に「地元選手有利」とされます。群馬支部の選手や桐生を走り慣れた選手は、低気圧でエンジンが重い状況下でも上手にプロペラ調整や整備で対応し、他地区からの遠征勢より安定した走りを見せるケースが多いです。

事実、桐生で行われるGI「周年記念(赤城雷神杯)」でも、直近15大会中9回は群馬支部の選手が優勝しているデータがあります。

後藤さん
「桐生のイン逃げ過信は禁物。出足の弱い1号艇は苦戦も」
桐生では全国平均に比べインコースの勝率がやや低めです。1~3コースの直線タイムが悪ければ要注意です。桐生では「エンジンが出ていないイン艇は平気で飛ぶ」ことを肝に銘じ、他コースの食い込みも十分考慮しましょう。

季節ごとの気象コンディション:冬春の強風と夏の穏やかさ

桐生競艇場は内陸に位置するため、季節によって風向き・風速や気温の変化が大きく、レースへの影響も変わります。特に冬から春先にかけては、先述の赤城おろし(北西の季節風)と呼ばれる強烈な風が吹き下ろす日があり、水面が荒れ模様になることがあります。

瞬間的な突風で波が立つこともあり、選手にとってはボートの操作が難しくなる厳しいコンディションです。強風時には選手本来の実力を発揮しづらくなるため、コース取りや展開による有利不利が普段以上に結果を左右しがちです。

具体的には、向かい風が強いとインコース有利、追い風が強いと差し有利などと言われます。桐生の場合、赤城おろしは北風(向かい風)になることが多いため、冬場はイン逃げが普段より決まりやすいという傾向も指摘されています。

さらに、風があまりにも強い場合、安定板(アンテナ板)と呼ばれる板状のパーツを艇のプロペラ前方に装着してレースを行います。安定板は波風で艇が跳ねるのを抑える効果がありますが、そのぶん艇の伸び足(直線の伸び)が鈍る欠点があります。

結果としてまくりが決まりにくくなり、相対的に1コース逃げが有利になる傾向があります。冬~春の強風時にはこうした特別ルールも適用されるため、安定板使用の有無にも注意して予想を組み立てましょう。強風下では「波巧者」と呼ばれる荒れ水面が得意な選手にも要注目です。

一方、夏場の桐生は天候が比較的安定しています。風も弱く水面は穏やかな日が多いため、全コースにチャンスが広がるコンディションと言えます。水面が静かなぶん選手の実力がストレートに反映されやすく、弱い風の日は実力上位の選手を素直に信頼するのが吉です。

夏は気温が高く空気密度がさらに下がるため、ただでさえ非力なエンジンがよりパワーダウンしがちという側面もあります。気温30℃超の猛暑日などでは出足が一段と鈍るため、特にスロー勢がスタートで後手を踏む→ダッシュ勢が一気にまくりに出るという展開も十分考えられます。

実際、「夏場の桐生はまくりが効く」という声もあり、アウトコースの思い切った仕掛けが決まりやすい季節と言えるでしょう。

ただし夏場は夕立や雷雨も発生しやすく、短時間で風向きが変わったり強弱が急変することもあります。ナイター開催の時間帯に雷雲が来ると中断や中止になる場合もあるため、天気予報にも注意が必要です。

総じて桐生は季節ごとの環境変化が大きい競艇場ですので、「冬は風、夏は気温」という具合に季節要因も予想ファクターに入れることで精度が上がるでしょう。

後藤さん
「桐生の荒天時は実力より枠重視、穏やかな日は枠より腕を重視」
これは私が地元の大ベテランから教わった予想スタンスです。強風で水面が荒れる日は、どんな上手い選手でも思わぬ失敗をするもの。まずはイン・ダッシュなどコース優位性を重視して、波に揉まれにくい艇を中心に舟券を組み立てます。

ナイター競走ならではの注意点と攻略法(昼夜の気温差・視界など)

桐生競艇場では全開催がナイター競走のため、時間帯の変化による特徴も押さえておきましょう。他場でもナイターはありますが、桐生は内陸ゆえ日中と夜間の気温差が特に大きいのがポイントです。

日没前の暑い時間帯から夜にかけて気温が急低下すると、エンジンの調整が狂いやすく、1日に2走する選手にとっては難しいコンディションとなります。

例えば昼間の第一レースで快調だったモーターが、気温が下がった第二走目の第12レースでは「合わなくなった」と感じるケースもあります。したがって、同じ節(シリーズ)でも前半と後半でモーター気配が変わる可能性が十分にあります。

特に2回走りの日は、初走で良走していても2走目は過信しないこと、直前気配をしっかり確認することが重要です。また、桐生のナイターは概ね夕方15時頃から第12Rが20時半前後まで行われます。

序盤は夕暮れ~薄暮で、途中から完全に日が沈み照明が主役となります。照明が点灯する前後で水面状況が変化しやすく、選手の体感も変わると言われます。

実際、日没後は1コースの1着率が5~10%ほど上昇するデータもあり、暗くなってからのレースではイン逃げ決着が増える傾向が報告されています。これは日没後に風が穏やかになることが多い点や、照明の映り込みで選手のスタート感覚が微妙に変わる点などが理由と考えられます。

遠征選手の中には「桐生はナイターでスタートが難しい」と口を揃える者も多く、照明下のスタートは独特の見え方になるとも言われます。例えば「普段ならフライングと思うタイミングでちょうど良いスタートになったりして視覚的に怖い」という選手の声もあり、慣れないとスタート勘が狂いやすいようです。

ナイター特有のもう一つの利点として、桐生はオリジナル展示データを充実させている点が挙げられます。他場でも展示タイムは計測されますが、桐生では「直線タイム」「半周ラップ」「回り足タイム」の3種類が場内で公開されます。

中でも直線タイムはバックストレッチでの加速を測ったもので、「行き足」の良し悪しを反映すると言われています。この直線タイムが良い選手はスタートの伸び込みも期待でき、逆に直線タイムが悪いと本番で「スタート届かず」になる懸念があります。ナイターで暗くなるとエンジンの伸び特性が変わる場合もあるため、レース直前情報の展示データを活用して、気温低下後のモーター状況を見極めるのが攻略法の一つです。

総じて、桐生のナイターは「序盤は波乱含み・後半は落ち着く」という傾向があるといわれます。シリーズ序盤の第1レース~第5レースあたりは日没前後の難しい時間帯で高配当が飛び出すこともありますが、最終レース近くになると実力上位が順当に勝ち切るケースが増えて配当も落ち着く、といったパターンです。

特に賞金が絡む優勝戦などはインが強くなるので、穴党(高配当狙い)ならシリーズ初日や序盤戦が勝負所、逆に終盤戦は堅実予想に切り替えるなど、時間帯やレース順によってメリハリをつけると良いでしょう。

後藤さん
「ナイター桐生は前半戦は穴狙い、後半戦は本命寄りが鉄則」夕暮れの時間帯よりも完全に夜になった後半レースの方がイン逃げ決着が増え、高配当は出にくくなる印象です。ですから、序盤の明るいうちは思い切って中穴・大穴を狙い、後半の暗くなってからは実力者のイン逃げや堅め決着を狙うよう戦略を切り替えましょう。

桐生競艇場ならではのレース傾向とデータ分析

前章まで桐生の環境的特徴を見てきましたが、実際にどんなレース傾向が現れているのかデータ面からも確認してみましょう。インコース有利度が全国平均より低いことや、4・5コースが強いという話が既に出ていますが、数字にもはっきり表れています。

インの勝率は平均並みかやや低め、4・5コースの台頭

全国の競艇場では1号艇の1着率はだいたい50~55%程度ですが、桐生競艇場の場合、1コースの1着率は約52.9%(全国平均55.3%程度)とほぼ平均並みか僅かに低い水準です。

順位で見ると24場中20位前後(2024年データ)と下位に位置しており、イン逃げが突出して強い水面ではないことがわかります。一方で4コース・5コースの健闘が目立ち、年間を通して4号艇の1着率は全国トップクラス、5号艇も上位にランクインしています。

例えば2024年のデータでは4号艇の1着率は全場中3位、5号艇も5位という高順位でした。この背景には既に述べたダッシュ勢有利の水面特性が影響しており、桐生は「まくり水面」**と評されることもあります。

また、桐生は6コースの健闘も見逃せません。一般に6号艇は圧倒的に不利なコースですが、桐生では年によっては6コースから波乱が飛び出すことがあります。実際、ある年の統計では6コース1着率が4位にランクインした例もあり、「絶対絶望」とはいえない土壌があります。

進入が深くなったイン艇が失速したり、5コースまでが攻め合って展開が向いたときなど、他場では考えにくい6号艇頭(1着)も桐生では稀に現れるため、高配当狙いなら抑えておく価値があります。

桐生の決まり手(どういう攻め手で勝負が決まるか)の傾向を見ると、その特徴がさらに鮮明です。4コースからのまくり勝ちの発生率は全国でトップ、5コースからのまくり差しも全国2位と高く、アウト勢のまくり系統の決着が他場より多いことがデータから伺えます。

一方で、2コース・3コースからの差しはそこまで突出しませんが、追い風時(バックが追い風になるコンディション)には1コースが流れやすくなるため差しが増える傾向も指摘されています。

いずれにせよ、「イン逃げ天国」ではなく多彩なコースに勝機がある桐生は、穴党にとって魅力的な水面と言えるでしょう。

実際、桐生は三連単の万舟券(高配当)が全国平均よりやや多く出やすいとも言われます。インが飛んで波乱になるシーンが一定数あるためで、特にまくり一発で波乱→高配当というドラマが起きやすいのです。「4-5-全」や「5-4-全」といった4号艇・5号艇絡みのフォーカスは桐生でしばしば高妙味な狙い目となります。

実際、予想巧者の中には桐生では4・5頭(1着固定)を積極的に買う人も多く、「45(シゴ)絡みの舟券で桐生を攻略せよ!」というフレーズもあるほどです。

もちろん、常にインが弱いというわけではなく、企画レースでは番組の組み方でイン優勢に設定されていることもあります。桐生では毎日第6R・第7R・第8Rが『ドラドキレース』と称する企画レースで、例えば6R「ドラドキ目玉」は1号艇にA級選手、他5艇がB級という番組になっています。

このような場合は実力上位の1号艇が盤石で、イン逃げが堅そうだと判断できます。したがって、データ上アウトコース有利とはいえ、レースごとの条件も見極めることが肝心です。一般戦とG3の6~8Rには規則性ある企画が行われる(1号艇に強い選手を置く等)ため、該当レースは素直に1号艇信頼というメリハリも大切でしょう。

後藤さん
「桐生は穴狙いの宝庫!でも企画レースのインは信頼せよ」地元ファンの間では「ドラドキ(6R・7R・8R)は素直に買え、それ以外は狙え」という格言(?)があります。桐生で勝負する際は6Rと8Rの1号艇はかなり重視します。逆にそれ以外の一般カードでは遠慮なく4号艇や5号艇頭の舟券を狙えます。特にカド(4コース)が利く桐生では、イン信頼度が低いと思ったレースは思い切って「4-5」主軸のフォーメーションを買うことも有りです。

桐生競艇場での舟券予想のコツ

桐生競艇場の特徴を踏まえたうえで、具体的に舟券予想で押さえておくべきポイントを整理します。水面特性や気象条件、データ面の傾向から見えてくる攻略法を活かして、プラス収支を目指しましょう。

1. 風の強弱と安定板の有無を考慮する

桐生では風の影響が大きいため、レース直前の風向き・風速は必ず確認しましょう。強風時はコース有利不利が強調されるので、向かい風ならイン逃げ有利、追い風強めなら差しやまくり警戒といったセオリーで予想を組み立てます。

また安定板使用レースかどうかもチェックが必要です。安定板が付くような荒天レースではまくりに出にくくなるため、基本はイン優勢の展開を想定します。逆に微風~無風で水面が穏やかな場合は、コースの利より選手個々の実力差が明確に出るので、上手い選手がどのコースにいようと台頭してくる可能性が高まります。

弱風の日は実力重視、強風の日はコース重視というように、風次第で予想スタンスを切り替える柔軟さがコツです。

2. 気温・気圧とモーターの出足をチェックする

桐生で勝つにはモーターの出来を見極めることも重要です。他場以上にモーター性能差が結果に影響する水面と言われ、好調モーターを手にした選手は低気圧を物ともせず活躍します。

まずは直前情報のタイムを活用しましょう。展示タイム(通常の150m計測)だけでなく、桐生ならではの直線タイム・回り足タイムも公表されているので、直線タイム上位のエンジンは行き足良しと判断できます。

特にイン艇の場合、この直線タイムが明らかに劣っているときはスタート力不足で逃げ失敗のリスクがあります。逆に直線タイム1位の選手の2連率(連に絡む確率)は70%以上とのデータもあり、数字は素直に信頼してよいでしょう。

また気温の変化にも注意です。ナイターで昼と夜の気温差が激しい日は、試運転や展示で良く見えてもレース本番で急に伸びが鈍るケースがあります。

季節の変わり目や寒暖差が大きい日は、節の序盤ほど地元選手が有利になりやすいとも言われます。実績やモーター勝率が同程度なら、群馬支部など桐生を走り慣れた選手を少し割増で評価するのも一手です。

特にシリーズ初日は遠征勢が調整に手間取ってイン逃げ失敗→高配当というパターンもあるため、初日こそ地元狙い・穴狙いのスタンスも有効でしょう。

3. スタート展示の進入と展示気配に注目する

前述のとおり、桐生は進入変化の多い競艇場です。スタート展示での進入隊形は必ず確認し、「もし本番も前づけがあれば誰がどのコースになるか」を予想しましょう。

特にピット離れに注目です。展示でスルッと他艇を出し抜いて先マイ体勢を見せた艇は、本番でもコース取りで積極策に出るかもしれません。

そのような艇が外枠にいる場合、思い切って内側想定で予想を組むのも桐生ではアリです。逆に展示でピット離れが悪かった艇は、本番でコースを奪われるリスクがあるため、オッズ妙味を考えて舟券から外す判断も必要でしょう。

また、展示航走(周回展示)でのターンの安定感も重要なチェックポイントです。桐生の硬い水面では、艇の跳ね具合がそのまま操縦性の良し悪しを示します。

艇がバウンドして暴れている選手は、乗り心地に苦労している可能性大です。そうした選手は本番でもロスが大きくなりがちなので評価を下げ、スムーズなターンをしている選手を高評価するのが定石です。

特に追い風コンディションでは差しが決まりやすくなるぶん、ターンのキレ味が良い選手を狙うと面白いでしょう。

4. 「穴狙い」と「本命狙い」をレースごとに使い分ける

桐生は荒れるレースと堅いレースが極端に分かれる印象があります。予想のコツは、レースごとにメリハリを付けることです。

例えば、企画レース(ドラドキ6R/7R/8R)や優勝戦などイン有利が濃厚な番組では欲張らず本命中心に手堅くまとめます。一方、一般戦や準優勝戦などでイン信頼度が低そうな場面では遠慮なく穴狙いにシフトします。

穴狙いする際は、前述のデータを踏まえ4号艇・5号艇を軸に据えるのがおすすめです。

桐生では「4カドまくり」「5コースまくり差し」が決まりやすいので、これらがハマったときの高配当を狙い撃ちします。特に4-5流しや5-4流しは一発逆転を狙えるフォーメーションです。実際、桐生の高配当パターンを見ると「4→5→(他)」や「5→4→(他)」が目立ちます。

もちろん毎回うまくいく訳ではありませんが、「ここは荒れそうだ」と睨んだレースでは中穴~大穴狙いに振り切る勇気も必要です。

逆に、本命狙いすべきレースでは欲を出さないこと。桐生はインが信用できないとはいえ、モーターが抜群だったりA1級が揃うレースでは順当に決まります。

そのような場合は点数を絞って厚めに張るなど、的中率重視の戦略に切り替えましょう。特にナイター後半戦(9R以降)はイン逃げ率が上がる傾向があるので、終盤戦はローリスクで確実に取りに行くくらいの意識がプラス収支につながります。

5. 地元・桐生巧者の動向に注目する

最後に、人の要素として地元選手や桐生巧者の存在も見逃せません。桐生をホームプールとする群馬支部の選手は、前述した気圧や気温差への調整経験が豊富で、遠征勢に比べアドバンテージがあります。

実際に桐生の記念レースでは地元勢がしばしば活躍しており、ファンもその強さを認識しています。したがって、オッズに適度に反映される範囲であれば群馬支部の選手は積極的に狙う価値があります。

特に実績がある桐生巧者(当地勝率が高い選手や何度も優勝している選手)は、節間を通して安定感が段違いです。また、シリーズ初日や前検日の動きもチェックしましょう。桐生を知り尽くした選手は、初日からトップクラスの調整を合わせて来ることが多く、初日ドリーム戦等で存在感を示します。

一方、慣れない遠征選手は初日は戸惑い、2日目以降に立て直すケースもあります。この差を読むことで、穴選手の台頭や実力者の凡走を事前に予測できるかもしれません。

さらに、モーター交換直後の節ではデータの乏しさから地元優位が顕著になりがちです。桐生のモーター更新時期は例年12月末頃で、新モーター初使用のシリーズでは2連率などの数字が当てにならないため、調整力ある選手かどうかを見る必要があります。

そんな時もやはり調整上手な地元ベテランが浮上しやすい傾向があります。

後藤さん
「困ったら群馬支部を買え!地元は裏切らない!?」桐生で舟券を買う友人たちとの合言葉がこれです。もちろん絶対ではありませんが、桐生巧者として有名な今井美亜選手や江原騎士選手など、当地成績が抜群の選手は信頼度が違います。実際、桐生GIでは地元勢がかなりの確率で優勝戦に乗ってきますし、「地元水面」とはよく言ったものだなと感じます。初心者の方も出走表の支部欄に注目して、群馬や当地勝率の高い選手には星マークを付けておくくらいでちょうど良いでしょう。

まとめ:桐生競艇場の特徴を味方に的中率アップ!

最後に本記事の内容を簡単にまとめます。基本情報: 桐生競艇場は群馬県みどり市にある日本最北端の競艇場。ナイター発祥の地であり、通年ナイター開催。アクセスは阿左美駅・岩宿駅から無料バス5分、車でも便利。施設充実で初心者も訪れやすい。

コース・水面の特徴

ピットから2マークまで距離が長く前づけが起こりやすいため進入が乱れがち。水質は硬い淡水で艇が跳ねやすく、軽量選手有利。標高124mで低気圧のためモーター出足が弱く、スロー勢不利・ダッシュ勢有利。冬春は強風「赤城おろし」で水面荒れ、夏は穏やかでまくりが決まりやすい。夜間は日中との気温差が大きく、日没後にイン優勢が高まる。

レース傾向

イン1着率は全国平均並みかやや低め(24場中20位程度)。4・5コースの1着が多く、特に4コースまくり・5コースまくり差しが決まりやすい。6コースの大駆けも時折あり。三連単高配当も出やすく、穴狙い向きの水面。ただし6R~8Rの企画レースは1号艇にA級配置でイン鉄板が多い。

予想のコツ

風と安定板の状況を確認し、強風時はコース優位・穏やか時は実力優位で予想。気温・気圧とモーターの調子にも留意し、直前情報の直線タイムなどから出足良しの艇を狙う。

進入変化を想定し、展示のピット離れ・コース取りには要注目。展示で安定している艇や軽量選手を高評価に。穴と本命をレースごとに使い分け、荒れそうな一般戦は大胆に4・5コース頭狙い、本命固そうなレースはイン信頼で絞る。地元・群馬支部の選手は実績豊富で要マーク。

桐生競艇場はその独特な条件から「難しい水面」とも言われますが、今回紹介したポイントを押さえれば怖がることはありません。

むしろ特徴がはっきりしている分、展開予想に筋が立てやすく高配当も狙える魅力的なレース場です。初心者の方もぜひ桐生ならではの傾向を予想に活かし、舟券的中と回収率アップを目指してください。

現地観戦する際は、ナイターの雰囲気を存分に楽しみつつ、今回のガイドを片手に桐生攻略にチャレンジしてみましょう!

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