ボートレース常滑は、愛知県常滑市に位置する競艇場です。伊勢湾沿いにあり、水質は海水ですが干満差(潮の満ち引き)の影響がほとんどないプール型水面となっているのが大きな特徴です。
年間を通じて基本はデイレース開催で、ナイター設備はなく日中にレースが行われます。また、競艇発祥の地の一つとして歴史も古く、施設は2021年に新スタンドがオープンして綺麗な環境で楽しめます。
常滑会場コンピュータ競艇予想 (2025-11-30)
常滑(BTS名古屋開設19周年記念 ニッカン・コム杯)
| レース | 時間 | 予想 |
|---|---|---|
| 1 R | 10:18 | 1=5-2, 1=2-5, 1=5-4, 1=2-4, 1-4-5, 1-4-2 |
| 2 R | 10:46 | 2=4-5, 2=5-4, 2=4-6, 2=5-6, 2-6-4, 2-6-5 |
| 3 R | 11:15 | 1=2-5, 1=5-2, 1=2-4, 1=5-4, 1-4-2, 1-4-5 |
| 4 R | 11:44 | 2=1-4, 2=4-1, 2=1-3, 2=4-3, 2-3-1, 2-3-4 |
| 5 R | 12:11 | 1=2-5, 1=5-2, 1=2-3, 1=5-3, 1-3-2, 1-3-5 |
| 6 R | 12:41 | 1=6-2, 1=2-6, 1=6-4, 1=2-4, 1-4-6, 1-4-2 |
| 7 R | 13:12 | 4=5-2, 4=2-5, 4=5-1, 4=2-1, 4-1-5, 4-1-2 |
| 8 R | 13:40 | 3=6-5, 3=5-6, 3=6-4, 3=5-4, 3-4-6, 3-4-5 |
| 9 R | 14:19 | 1=4-5, 1=5-4, 1=4-3, 1=5-3, 1-3-4, 1-3-5 |
| 10 R | 14:49 | 2=1-4, 2=4-1, 2=1-6, 2=4-6, 2-6-1, 2-6-4 |
| 11 R | 15:30 | 2=5-3, 2=3-5, 2=5-1, 2=3-1, 2-1-5, 2-1-3 |
| 12 R | 16:06 | 4=1-5, 4=5-1, 4=1-3, 4=5-3, 4-3-1, 4-3-5 |
目次
常滑競艇場の特徴
常滑競艇場といえば、競艇ファンの間で**「イン(1コース)が強い」「フライングが多い」ことで知られています。広いバックストレッチ(水面後方の直線部分)が特徴で、このおかげでインコース勝率が全国でもトップクラスとなっています。
実際、常滑の1コース1着率は概ね5割台後半で全国平均をやや上回り、全国24場中でも上位に位置します。一方で、強い海風の影響でスタート事故(フライング/F)が発生しやすい水面としても有名です。過去には1レースで6艇中5艇がフライングを記録した例もあるほどで、防風ネットの設置など対策はされていますが風による難しさは否めません。
常滑競艇場の水面とコースの特徴
広大で安定した水面: 常滑競艇場の競走水面は全国でも指折りの広さを誇ります。スタートラインから第1ターンマークに向かうコース幅は若干狭いものの、バック側を含めた水域全体が広いため、ボートが思い切ったスピード戦を展開しやすいのが特徴です。
水質は海水ですが前検日の干潮時に水門を閉めて外海と遮断することで水位や潮流の変化を抑えており、潮汐の影響をほぼ受けない静水面となっています。そのため水面が荒れることは比較的少なく、穏やかな日はスピード感あふれるレースを存分に堪能できるでしょう。
実際、「海水なのに乗りやすい水面」と評されるほど安定したコンディションで、波が立たなければインコースが握って回りやすくイン有利になりやすいのも常滑水面の特徴です。
海水ならではの特性
常滑の水質は海水ですが、「柔らかい水」と表現されることがあります。海水は淡水より比重が大きく浮力が高いため、ボートの浮き上がりが良く体重の重い選手に有利に働く傾向があります。
多少プロペラ調整が合っていなくても乗りやすいとも言われており、選手から見ても癖の少ない走りやすい水面と感じられているようです。
さらに1マークの振り幅(旋回ブイの設置角度)は17mと全国でも大きめですが、その広さゆえにアウトからでも思い切った攻めが可能で、結果的にインコース優勢の展開でも豪快なスピード戦が繰り広げられます。
スタートと進入の特徴:長いピットと難しいスタート勘
常滑競艇場ではスタートの難しさにも定評があります。最大の要因は「ピットの長さ」にあります。常滑の本番ピットは他場よりも桟橋が長く作られており、ボートがすっぽり収まるほどのサイズです。
この長いピットからの離れ(ピット離れ)が難しく、スタート展示や本番でスムーズにピットアウトできない選手が出ることがあります。
ピット離れが遅れると進入コース取りで不利になり、結果として想定外のコース取り(前づけや深インなど)が発生しやすいのです。常滑では1~6号艇が枠番どおりに並ぶ「枠なり進入率」が低めで、進入隊形が乱れるケースが多い点には注意しましょう。
また、常滑はスタートタイミングも掴みづらいと言われます。ホームストレッチ(スタンド側直線)は一年を通して向かい風になる日が多く、特に冬場は強烈な向かい風が吹きつけます。
向かい風はスタートライン付近でボートの押しが利かずタイミングが取りにくいため、選手にとってプレッシャーです。実際に風の影響でスタートが届かない(遅れてしまう)と嘆く選手の声も多く、新モーター(減音型モーター)導入以降その傾向が顕著になったとも言われます。
行き足(加速)の弱いモーターやスタート勘の未熟な選手だと、他場以上にスタートで遅れてしまうリスクが高いでしょう。
風と季節によるレース傾向の変化
常滑競艇場では季節や風向きによってレース展開が大きく変化します。他の海水場に比べ潮汐の影響こそ小さいものの、年間を通じて吹き込む海風(主に西風)は無視できません。特に向かい風(ホーム向風)になる割合が年間約60%と高く、秋から冬にかけて強風となる日が多いです。
1マーク側には防風ネットが設置されていますが、それでも風を完全には防ぎきれず、2マーク側(水面奥側)では風の影響が顕著に出ることも特徴です。
一般的に追い風ならイン有利、向かい風ならアウト有利と言われますが、常滑でもこのセオリーはおおむね当てはまります。追い風が吹けばインコースの逃げがさらに有利になり、一方で強い向かい風時には4~6コースなど外枠勢の台頭が増えます。
実際、常滑の冬季は1コース1着率が他の季節より低下し、その分3~6コースからの勝利が増える傾向がデータに表れています。逆に秋季は風が比較的穏やかで年間でもっともインが強くなる堅調なシーズンです。
春は日によって風向き・強さがコロコロ変わりやすく、追い風の日はイン逃げ天国、向かい風の日は波乱含みといった具合に読みが難しい季節と言えます。春先は特にスタートがばらつきやすく思わぬ高配当が飛び出すことも多いので注意が必要です。
以下に季節ごとの主な傾向を簡単にまとめます。
春(3〜5月)
風向きが不安定。概ねイン有利だが、向かい風時はアウトコースからのまくりや差しが決まりやすい。データ上も1コース勝率は悪くなく安定していますが、3コースや5コースから1着が出るケースもあり多彩な決まり手が出やすい季節です。風次第で高配当も狙える時期と言えるでしょう。
夏(6〜8月)
風は穏やかだが気温が高くエンジンの回転が上がりづらい傾向あり。スタートが揃いやすいぶんイン逃げが基本線ですが、出足の良いモーターを手にした選手が2コースにいると要警戒です。実際、常滑の季節別データでは夏は2コース1着率が他季より高め(春11.4%→夏14.6%→秋11.1%→冬12.0%)との統計もあり、巧者が揃うと2コース頭の波乱も十分起こりえます。
秋(9〜11月)
年間でもっともイン先行型の決着が増える王道シーズンです。1コース1着率は約60%前後と他季より高く、さらに2コースの2着率もアップするため「1-2」の決着が増える傾向にあります。風も春ほど極端に変化しないため予想を立てやすく、堅めの配当が多くなる印象です(トリガミ=取り紙〈払い戻しが購入額を下回ること〉には注意)。
冬(12〜2月)
季節風(北西の強風)の影響でアウト勢にもチャンスが巡る季節です。データ上、冬の1コース1着率は他季最低クラス(50%台前半まで低下するデータも)で、その分センター~外寄りの艇の1着率が上昇します。
特に4コースの健闘が目立ち、2着絡みも増えるため舟券には3~6コースを絡めたフォーメーションが面白い時期です。なお、あまりに強風で安定板(アンテナ)を装着するような日は再びイン優勢に傾きますが、安定板が不要な程度の微妙な向かい風だとイン勢が崩れるケースもあり予断を許しません。
ボートレース常滑で勝つための予想のコツ
上記の特徴を踏まえたうえで、常滑競艇場ならではの予想のコツをまとめます。インコース有利とはいえ油断はできない常滑水面でしっかり的中を狙うために、以下のポイントに注目してみましょう。
1. 基本はイン軸、ただし状況に応じて柔軟に
常滑ではインコース優勢のデータが揃っていますから、予想の基本軸は1号艇で問題ありません。特に実力上位や当地勝率の高い選手が1号艇にいる場合は大黒柱に据えましょう。ただし、相手選びではセンター勢(3~4コース)の台頭にも目を配ることが大事です。
風速や水面コンディション次第では有力選手が中枠からまくりや差しで突き抜けるケースもあります。イン逃げ濃厚でも2着3着に波乱が潜むのが常滑の妙味です。「イン信頼+ヒモ荒れ」を常に意識して舟券を組むことで、高配当も狙いつつ安定した予想ができるでしょう。
2. 風向き・季節を予測に活かす
前述のように、風向きは常滑で最重要ファクターです。レース当日の天気予報や直前の風向き情報をチェックし、追い風ならイン逃げ厚め、向かい風ならアウト勢にも印を回すなど配分を調整しましょう。例えば向かい風が強い日は4号艇や5号艇を2着付け、あるいは思い切って頭まで狙うといった大胆な予想も有効です。
実際、常滑では「風の読み」が当たると高配当を拾えるチャンスが多々あります。季節ごとの傾向も合わせて、春・冬は風重視、夏・秋は定石重視といったように状況に応じて予想スタンスを変えることが常滑攻略のコツです。
3. スタート隊形を見極める:進入が揃うか乱れるか
常滑は進入が乱れやすい競艇場です。出走表や展示で前づけを狙いそうな選手(大外でもインに入りたがる選手)やピット離れに不安のある選手をチェックし、本番で定番通り進入が揃わないシナリオも考慮しておきましょう。
進入が深くなったりコースが入れ替わった場合、インの信頼度が下がり波乱含みになります。逆に枠なりにすんなり隊形が決まればイン逃げ決着の公算大です。常滑ではスタート展示の進入隊形や各艇の動きから、本番の並びを予想して舟券戦略を練ることが特に重要と言えます。
スタートが揃うかバラつくかで狙うべきコースも変わってきますので、展示から目を離さずに艇の動きを観察しましょう。
4. 選手のスタート力・地元実績に注目
強風でスタートが難しい常滑だけに、選手個々のスタート力が予想の鍵を握ります。選手のST(スタートタイミング)平均値や今節これまでのスタート順をチェックし、安定して速いスタートを決めている選手は高く評価しましょう。
特にフライング休み明け直後の選手は慎重になりがちでスタート遅れやすいためマイナス評価、逆に地元の愛知支部の選手や常滑を得意とするベテラン勢はアジャストが上手く信頼度アップです。
実際、「向かい風の常滑は若手よりもベテラン重視」が通説で、私も経験的にその通りだと感じます。地元で走り慣れた選手は先述した長いピットにも対応が早く、進入で利するケースもあります。常滑の予想では選手のスタート勘と地元適性を他場以上に考慮しましょう。
5. モーター性能と交換時期にも気を配る
常滑に限らず競艇ではモーターの優劣が着順を左右しますが、常滑は特に出足・行き足の良し悪しに注目したいところです。エンジンの回転が上がりにくい夏場やシリーズ初日などは、非力なモーターだと顕著にスタートで見劣りします。
直前の展示タイムや伸び具合をチェックし、機力上位の艇には厚めに印を回すのがセオリーです。なお、常滑のモーターは例年11月頃に一斉交換されるため、モーター交換直後の開催は伏兵の台頭に注意します。
新モーター期間は整備力や相性で差が出やすく、実績のない選手が好気配のエンジンを引き当てて波乱を起こすケースもあるからです。モーター評価は常滑攻略においてもしっかり押さえておきましょう。
まとめ:常滑競艇場の特徴と予想攻略ポイント
ボートレース常滑は「インコースの強さ」と「風の影響の大きさ」という二面性を持つ競走水面です。広く穏やかな水面に守られたレースではセオリー通りイン逃げ決着が量産されますが、一転して強風が吹けば機動力ある中・外枠が台頭し波乱も起こるスリリングな側面もあります。
初心者の方はまず常滑の基本傾向であるイン有利を押さえつつ、ぜひ当日の風向きや進入傾向にアンテナを張って予想を組み立ててみてください。
データと経験の両方から言えるのは、常滑で勝つには「状況判断力」がものを言うということです。ベテランの巧者が向かい風で力を発揮したり、地元選手が難しいピット離れを克服して好コースを奪ったりと、経験値が結果に結びつく場面も多々あります。そうしたポイントも踏まえ、常滑競艇場の特徴を味方につけて舟券的中率アップにぜひ役立ててください。

