福岡県北九州市にある若松競艇場(ボートレース若松)は、全国でも珍しい通年ナイター開催の競艇場です。夕方から夜にかけてレースが行われるため「パイナップルナイター」の愛称でも親しまれています(2004年よりナイター実施)。
若松会場コンピュータ競艇予想 (2025-11-30)
若松(にっぽん未来プロジェクト競走in若松)
| レース | 時間 | 予想 |
|---|---|---|
| 1 R | 15:20 | 3=5-2, 3=2-5, 3=5-4, 3=2-4, 3-4-5, 3-4-2 |
| 2 R | 15:46 | 5=2-3, 5=3-2, 5=2-1, 5=3-1, 5-1-2, 5-1-3 |
| 3 R | 16:14 | 4=3-5, 4=5-3, 4=3-1, 4=5-1, 4-1-3, 4-1-5 |
| 4 R | 16:43 | 1=3-5, 1=5-3, 1=3-4, 1=5-4, 1-4-3, 1-4-5 |
| 5 R | 17:11 | 4=1-2, 4=2-1, 4=1-3, 4=2-3, 4-3-1, 4-3-2 |
| 6 R | 17:37 | 5=1-6, 5=6-1, 5=1-3, 5=6-3, 5-3-1, 5-3-6 |
| 7 R | 18:04 | 5=6-4, 5=4-6, 5=6-1, 5=4-1, 5-1-6, 5-1-4 |
| 8 R | 18:34 | 1=5-2, 1=2-5, 1=5-4, 1=2-4, 1-4-5, 1-4-2 |
| 9 R | 19:04 | 1=4-6, 1=6-4, 1=4-5, 1=6-5, 1-5-4, 1-5-6 |
| 10 R | 19:35 | 3=6-5, 3=5-6, 3=6-1, 3=5-1, 3-1-6, 3-1-5 |
| 11 R | 20:07 | 2=3-6, 2=6-3, 2=3-5, 2=6-5, 2-5-3, 2-5-6 |
| 12 R | 20:38 | 1=3-2, 1=2-3, 1=3-4, 1=2-4, 1-4-3, 1-4-2 |
若松競艇場の基本情報と水面の特徴
若松競艇場の水面は洞海湾と直結した海水コースで、潮の満ち引きによる水位変化があります。最大で約1.5mもの潮位差が生じ、これはレース展開に大きな影響を与える要因です。
潮の影響
若松競艇場では2マーク(第2ターンマーク)後方が洞海湾につながっており、ここから潮の出入りがあります。
満潮時(潮位が高いとき)には1マーク付近が潮だまり状態になり水面が不安定になるため、スピードに乗った全速ターンが難しく、基本的にインコース(1号艇)の先マイが決まりやすくなります。
一方、干潮時(潮位が下がる時間帯)には水面が落ち着きスピード戦がしやすくなるため、アウト勢も攻めやすくなりセンターからのまくりが決まりやすい傾向があります。
実際「満潮時はイン有利、干潮に向かう時間帯はマクリが決まる」というデータも公式に示されています。
潮汐の影響は日ごとに異なり、特に満月・新月にあたる大潮や中潮の日は変化が大きく、小潮や長潮の日は影響が小さいです。予想する際は当日の潮汐表(出走表の表面に満潮・干潮時刻が記載)を必ず確認しましょう。
風とナイター環境
若松競艇場は海に近いため季節を通じて風の影響を受けますが、季節による風向きの大きな変化は少ないとされています。ただし冬場は強い風が吹く日も多く注意が必要です。一般に追い風(順風)のコンディションではインコース優勢で、向かい風ではダッシュ勢(外枠)の健闘が目立つ傾向があります。
若松では通年ナイターゆえ日没後は気温が下がり、モーターの出力が上がって全艇の加速力が増すため、スタートの差がつきにくくインコースの信頼度が上がると言われます。
事実、18時以降のレースでは1コース1着率が昼間より大幅に上昇し、2022年のデータでは全体平均56.9%に対し18時以降は65.1%と約8ポイントも高くなりました。これは夜間の水温低下による機力アップや、暗くなることでダッシュ勢がスタートを決めにくくなること、さらに若松ではナイター最終レース付近にイン優遇の企画レースが組まれることなどが理由です。
また風に関連して、冬場の強い追い風時には2コースの差しも決まりやすいという傾向もあり、向かい風が5m以上吹くような極端な条件では外枠勢の突進にも注意が必要です。ナイター照明の下では水面の照り返しや視界の違いもあり、慣れない選手がスタートで遅れるケースもあるため、経験豊富な地元選手が有利になる場面もあります。
水質と選手の体重
若松の水質は塩分濃度の高い海水で、淡水に比べて密度が大きく浮力が強い「軟水面」です。そのため体重の重い選手でも艇が浮きやすくパワーロスが少ない傾向にあり、一般に若松では重斤量の選手が活躍しやすいと言われます。
実際、淡水コースでは減量が有利とされますが若松のような海水コースでは重い選手を軽視しない方が良いでしょう。
レース傾向とデータ:インコースは強いが波乱も多い
若松競艇場は、一見するとコース幅も標準的で走りやすいレイアウトですが、前述のように潮や風の影響で安定しない一面を持つため「静水面と難水面の両方の特徴を併せ持つ」とも評されます。
基本的な傾向としてはインコース優位で、直近の1コース1着率は約57~58%と全国平均(約55%前後)よりやや高めとなっています。つまり若松は“イン逃げ”が決まりやすい競艇場のひとつですが、一方でデータ上は全国平均並みに波乱も起こっている点に注意が必要です。
コース別の傾向: 若松の2コース1着率は約11~12%程度とやや低めで、全国平均(約14%)を下回ります。これは2コースが差しに構える展開で1号艇の逃げ残りを許すケースが多いことを示唆します。
しかし、追い潮の満ち込み時や5m以上の強い追い風時には2コース差しが決まりやすくなるデータもあり、条件次第では逆転可能です。実際、大潮・中潮の上げ潮や強い追い風時には2コースの差し率が70%超まで上昇するという分析もあります。
一方、3コース・4コースの1着率はともに約10~12%台で全国平均並みですが、若松では3コースの勝率が2コースをわずかに上回る特徴があります。特にセンター勢(3・4コース)からのまくりが全国平均より頻発しており、満潮時・向かい風時・下げ潮時にはセンターまくり率が軒並み47~48%台と平常時より高くなるデータがあります。
つまり条件が整えば3コースや4コースからの一撃が炸裂しやすい競艇場でもあるのです。このため5コース・6コースのアウト勢は基本的に1着期待薄ですが、絶好調のエースモーターを搭載したA1級選手がいる場合や、水面穏やかでスピード戦になりそうな場合には2着・3着には食い込んでくることもあります。
実際、若松の3連単決着は「イン(1号艇)+もう1艇絡み」が多く、1–2や1–3といった組み合わせの出目出現率が高い傾向があります。ただし裏を返せば、イン以外の艇が1着になるケースも決して少なくはないため、常にインから総流しで当たるほど甘い舞台でもありません。
進入コースの乱れ
若松では選手の前づけ(早いピット離れ等でコースを奪う作戦)が起きることもあり、進入隊形が変則になるケースがあります。特にピットから2マークまでの距離が長いため、助走区間で外枠艇が内側に前づけしやすいと言われています。
実際、枠番どおりの“枠なり進入”率は全国平均並みですが、油断すると2~6号艇がスローに構えるなど進入コースが大きく入れ替わるレースもあります。スタート展示で進入がゴタついていた場合は、本番でもまさかの展開が起こり得るので要注意です。進入が乱れれば実力やセオリーどおりに決まらないことも多く、若松は「展開予想泣かせ」の場面もしばしば訪れる競艇場と言えます。
若松競艇場で勝つための予想のコツ
若松競艇場で的中率を上げるためには、上述した特徴を踏まえて柔軟に予想を組み立てることが肝心です。他場以上に**「水面状況の把握」と「データの活用」**が求められる若松ならではの予想のコツを、ポイントごとにまとめます。
潮汐を読んで展開を予測: 若松で予想する際はまず潮の満ち引きをチェックしましょう。当日の満潮・干潮時刻と潮の種類(大潮~長潮まで)を事前に確認し、レース時間帯が上げ潮なのか下げ潮なのか把握します。
満潮前後であればインコース有利と見て基本に忠実な予想を心がけ、干潮に向かう時間帯ならセンター勢のまくりやまくり差しに要注意です。特に干潮時は艇の直線スピードが出やすいため、スタート力があって伸び足の良い選手が3~4コースにいる場合は思い切って狙ってみる価値があります。
潮汐表は公式サイトや出走表で確認できるので、「今日は潮がどう動く日か?」を予想の出発点にすると良いでしょう。
風向き・風速を考慮
当日の風も重要なファクターです。向かい風ならスタートでスロー勢(内枠)が不利になりにくいですが、強すぎる向かい風(5m以上)ではレースそのものが荒れがちなので高配当も視野に入れます。
一方、追い風が強い日は1マークで先行艇が流れやすく差しが届きやすいため、2コース巧者や冷静に差せる選手に注目しましょう。また冬の強風時には安定板(スタビライザー)装着レースとなる可能性が高く、そうなると機力差が出にくくなる分、スタート巧者のイン逃げがより堅くなる点も覚えておきたいところです。
レース直前の展示情報で風向・風速が発表されるので、**「風が吹けばどのコースに利があるか」**までシミュレーションしておくと予想の精度が上がります。
ナイターレースならではの戦略
若松はナイター専門のため、時間帯による傾向も見逃せません。とくに18時以降のレースではインコースの信頼度アップを意識しましょう。
気温低下でモーター出足が良くなり、さらに薄暗くなることで外枠のダッシュ勢はスタート勘が狂いやすいため、基本に忠実に1号艇を軸に据える戦略が有効です。反対に日中明るい時間帯や気温の高い日は、機力の差やスタートの妙で波乱が起きる可能性もあるため注意が必要です。
また若松ではしばしば「進入固定戦」(枠番どおりの進入が保障される企画レース)が組まれることがあります。例えば5Rに進入固定レースが設定されている日などは、前づけがなくイン有利がより顕著になります。レース番組にも目を配り、企画レースの有無もチェックしておきましょう。
展示航走・データをフル活用
若松では周回展示(展示航走)の内容が予想のカギを握ります。潮や風で日ごとにコンディションが変わる水面に各選手が対応できているか、直前の周回展示でしっかり見極めましょう。
特に乗りにくい水面で失速している艇やターンで流れている艇は本番でも苦戦が予想されます。若松では2017年度から展示で直線タイム(1マーク出口からの短い直線タイム)が公式発表されるようになりました。
この独自の展示データも必ず確認し、伸び足が抜けて良い選手や乗りやすそうな選手をピックアップしましょう。さらにモーターの2連対率や前節までの成績も重要な判断材料です。若松は11月にモーターを全基交換するため、交換直後はモーター素性の見極めが難しいですが、開催から時間が経つほどデータの信頼性が増します。
最新のモーター勝率ランキングや前節優出モーターなどもチェックして、機力の裏付けを取った上で舟券戦略を立てるのがおすすめです。
選手の特徴を考慮
他場以上に地元福岡支部のエース級選手や水面巧者が台頭しやすいのも若松の特徴です。強風や荒れ水面では地元・若松ホームの選手が安定した走りを見せるケースが多く、積極的に評価を上げましょう。
具体的には瓜生正義選手や西山貴浩選手、篠崎元志選手などは当地勝率も高く要注目です。また前述のように体重の重い選手でも活躍できる水面なので、モーターが出ている重量級選手がインやセンターにいる場合は信頼度アップ。
逆に軽量級の選手ばかりの番組では、淡水コースとは違い一気の伸び比べにはなりにくいことも覚えておきましょう。最後に、進入争いのクセも見逃せません。普段から前づけを狙う積極派の選手が外枠にいるときは進入が荒れる可能性大なので、展示からフォーカスしてコース取りをチェックしてください。
スタート展示で深インやスロー長講(スローに4艇以上入る形)になった場合は、その展開を踏まえてフォーメーションを練り直すことも重要です。
まとめ:若松競艇場は潮と風を見極めて予想しよう
若松競艇場の最大の特徴は、潮の流れと風という自然条件がレース結果を左右しやすい点です。基本的にはインコース有利で堅実な決着も多い一方、条件次第では差しやまくりが炸裂し波乱含みの展開も生まれます。
初心者の方はまず「インが強い競艇場」というセオリーを押さえつつ、潮位や風向きによるコース有利不利の変化をしっかり学んでください。
予想のコツとして挙げたポイント(潮汐・風・ナイター・展示データ活用など)を意識すれば、若松で舟券を当てる確率は格段に上がるはずです。最初は難しく感じるかもしれませんが、レースを重ねるごとに「今日はインから買うべきか?それとも一発狙うべきか?」の勘所が掴めてくるでしょう。
最後に、若松では経験者の知恵や勘がものを言う場面も多々あります。プロのボートレーサーや予想屋も常に最新の水面状況をチェックし、蓄積したデータと照らし合わせて予想を組み立てています。「若松を制する者は潮と風を制す」という気持ちでぜひチャレンジしてみてください。あなたも本記事の内容と実践的な勘所を活かして、若松競艇場での勝利をつかみ取りましょう!

